グレンジムリーダーパーティ
last up date : 2011/04/15(Sat)
■ グレンジムリーダーパーティ
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| SPECIAL THANKS : BOYTOP / マサユキ / りちゃあど | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■ パーティ解説
炎属性のポケモンを考える
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炎属性のポケモンの候補は合計種族値順でファイヤー、エンテイ、ウインディ、リザードン、バクフーン、
- 特殊攻撃力種族値125 … ファイヤー
- 特殊攻撃力種族値110 … ヘルガー
- 特殊攻撃力種族値109 … リザードン・バクフーン
- 特殊攻撃力種族値100 … ウインディ・ブーバー （↑レベル55の「もくたん」無しで「たべのこし」持ち55カビゴンを高確率で3発で倒せるライン↑）
- 特殊攻撃力種族値95 … ブースター
- 特殊攻撃力種族値90 … エンテイ （↑レベル55の「もくたん」持ちで「たべのこし」持ち55カビゴンを高確率で3発で倒せるライン↑）
ブースター、キュウコン、ヘルガー、マグカルゴ…あたりになります。炎ポケモンの数は非常に少ない(^-^;
グレンジムリーダーのBOYTOPさんとマサユキさんは合計種族値No.1のファイヤーを愛用していました。
水ポケモンの「あまごい」、岩・地面・鋼ポケモンの「すなあらし」と違って、炎ポケモンの「にほんばれ」は、
タイプ一致の炎属性の攻撃技ダメージを1.5倍にし、苦手な水属性の攻撃技ダメージを0.5倍にするため、
ジム縛りで使用する炎ポケモンやその取り巻きのポケモンのリスクが大きくならないので絶対に使いたい。
また、岩属性のポケモンが攻撃側で有利な属性は飛行、虫、炎、氷の4種類と意外と多そうに見えるものだが、
実際の対戦にそれらの属性のポケモンが参加していなければ、炎ポケモンで有利に立ち回ることはできない。
鋼、草属性はまだしも、「ニンテンドウカップ2000」ルールでの虫、氷属性は人気が低い傾向にあるので、
「ニンテンドウカップ2000」での炎ポケモンは攻撃面で有利に戦える相手はそれほど多くないのが現実である。
取り巻きのポケモンで出番を作って、炎ポケモンを突破役として使いたいので…火力と素早さが欲しいところ。
有力な候補としては…
ここから「にほんばれ」をした炎ポケモンでも後出ししてきた55「たべのこし」カビゴンに勝てないものを除外する。
以上のポケモンでファイヤーは「すてみタックル」を確実に2発耐え、「めざめるパワー草」持ちでも高確率で耐える。
次点のウインディも高確率で2発耐え、リザードン、バクフーンは「たべのこし」持ちで高確率で2発耐え可能となる。
ただし、ウインディとバクフーンは高レベルカビゴンが良く持っている「じしん」で2発で倒れるので立ち回りづらい。
（※ちなみにブーバーは「にほんばれ」してから炎技で攻撃するより、交代際で「クロスチョップ」をあてた方が良いです。）
そこで、ファイヤーか、リザードンか…となるのですが、最後は素早さよりも火力をとってファイヤーに決定した。
ファイヤーは「にほんばれ」を使用しなくても、レベル51までのサンダーに先制して「だいもんじ」2発で突破できる。
しかし、リザードンはレベル54までのサンダーに先制できても、「にほんばれ」の補正なしでの「だいもんじ」では、
レベル51のサンダーを「だいもんじ」で2発で倒せる確率が半々を切ってしまうことがら、ファイヤーを採用した。
リザードンはレベル55までのサンダーとレベル50のスターミーに確実に先制できれば候補にあったかもしれない。
ファイヤーの技構成を考える
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グレンジムリーダーのマサユキさんのサイト「グレンの部屋」に残されている「ファイヤーについて。他。」にもあるが、
- 攻撃力：「めざめるパワー草」でレベル50スターミーを2発で倒せる。
- 防御力：レベル50ナッシーの「だいばくはつ」を約70%の確率で1発耐えられる。 （※「めざめるパワー草」で物理耐久力を落とさなければ、確実に1発耐えられる）
- 素早さ：レベル51サンダーに先制。
ファイヤーの理想はレベル55の「だいもんじ」「めざめるパワー草」「にほんばれ」「ねむる」「きせきのみ」となる。
このレベル編成で得することをマサユキさんのテキストから上記に簡易的にまとめてみたが、更に補足しておくと、
「もくたん」を持たせても「たべのこし」を持たせたレベル55カビゴンを2発以内で倒すことがほとんどできないことや、
先制の「だいもんじ」2発で倒せるレベル51サンダーと対戦するときに相手の「でんじは」を回復できることが大きい。
「めざめるパワー草」で物理耐久力が下がっても、レベル55カビゴンの「すてみタックル」は高確率で2発耐えられるし、
また、スイクンを突破する場合にPPの少ない「だいもんじ」を使わずに「めざめるパワー草」で圧力をかけられる。
対岩ポケモンを「じしん」持ちリザードン、対スターミーは「おいうち」ブラッキーに任せるということはしなかった。
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【 55ファイヤー ねむる / にほんばれ / だいもんじ / めざめるパワー草 ＠ きせきのみ 】
有利に戦えるポケモン：51サンダー、パルシェン、ナッシー、エアームド、ヘラクロス、50カビゴン etc.
ファイヤーの交代先を考える
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ファイヤーの技構成が決まったら、ファイヤーがそのまま交戦したら負けそうなポケモンを想定して、
- バンギラス・プテラ・55サイドン・53ゴローニャ・ガラガラ
- スイクン・スターミー・ドククラゲ・54ギャラドス・55ランターン
- ライコウ・サンダース・エレブー・52サンダー・52ライチュウ
- カイリュー・キングドラ
- 52カビゴン・ハピナス
そのポケモンに対する交代先のポケモンを考えていく。まずはファイヤーの苦手な相手を列挙しよう。
これらのポケモンを後出しから倒すことができ、ファイヤーの出番を作れるポケモンを入れるのが望ましい。
カビゴン-
【 50カビゴン じばく / のろい / じしん / のしかかり ＠ たべのこし 】
後出しから有利に戦えるポケモン：51ライコウ、スイクン、スターミー、ハピナス etc.
グレンジムリーダーのBOYTOPさんとマサユキさんの両氏が最も愛用したファイヤーの取り巻き。
「ニンテンドウカップ2000」で最強のパーティとも謳われるレベル55カビゴンパーティとの対戦を想定するとき、
「にほんばれ」と「めざめるパワー草」持ちのレベル55ファイヤーと「じばく」カビゴン・ナッシーの相性が良い。
「だいもんじ」のPPが少ないため、「にほんばれ」後の「だいもんじ」8発で相手3体を倒すのは至難の技。
そこで「じばく」で相手の枚数を減らせば、ファイヤーが「だいもんじ」を打つ回数を減らすことができる。
また、「じばく」を使用後でも、レベル51サンダーはレベル55ファイヤーの先制の「だいもんじ」で2発で倒せて、
「みがわり」を覚えていることが少ないレベル50スターミーも後述のナッシーの「ねむりごな」などで戦えるので、
味方からの「リフレクター」サポートで調子に乗っているレベル55カビゴンに「のろい」「じばく」を当てられる。
「のろい」はスイクンや「リフレクター」を持たせたスターミーやサンダーなどに対して舐められないように、
「じしん」は低レベルのライコウやファイヤーも苦手とする岩ポケモンに舐められないように持たせている。
エアームドで止められるが、エアームドはファイヤーを安全に後出しして「にほんばれ」の起点にできる。
ナッシー-
【 50ナッシー どろぼう / ねむりごな / だいばくはつ / サイコキネシス ＠ まひなおしのみ 】
有利に戦えるポケモン：「めざめるパワー虫」を持たない…カイリキー、ガラガラ etc.
先代のグレンジムリーダー、BOYTOPさんが愛用していた「ねむりごな」＆「だいばくはつ」ナッシー。
カビゴンと同様、エアームドを対戦に引きずり出し、「だいばくはつ」で「だいもんじ」のPP節約に貢献する。
ガラガラ対策になり、「だいばくはつ」の使えるポケモンの候補には「れいとうビーム」パルシェンなどもいるが、
「ねむりごな」で相手を眠らせて、ファイヤーに強引に出番を与えられるため、ナッシーととても相性が良い。
上述のマサユキさんのテキストにもあるが、ナッシーが「にほんばれ」の恩恵を受けることはほとんどない。
「こうごうせい」の回復量が2倍でも、「ソーラービーム」が乱射できても、「ねむる」カビゴンは突破できない。
ファイヤーと同じくカビゴンと対峙したら交代を余儀なくされるのでは困るので以上の構成の方が相性が良い。
また、ナッシーの技構成が「みがわり」スターミーに弱くなるとファイヤーと弱点が被って困ってしまうので、
51スターミーの「みがわり」を85%の確率で破壊でき、ガラガラにも有効な「どろぼう」を持たせることにした。
この辺は2006年夏季大会・2009年春季大会の覇者である朽さんの悪党ナッシーあたりを参考にしました。
サンダース-
【 50サンダース ねむる / どくどく / あまえる / 10まんボルト ＠ はっかのみ 】
後出しから有利に戦えるポケモン：52サンダー、スターミー、スイクン etc.
ファイヤーでは先制が取れず、50カビゴンでは対策が厳しくなる高レベルサンダーの対策を担当する。
レベル50で最もサンダー対策の安定するハピナスを使わないのはカビゴンに隙を見せてしまうからであり、
また、ハピナスは技構成次第ではイノムーに勝てるのでファイヤーのカモとなるイノムーを呼びづらい。
50ライコウはサンダースよりも攻撃を1発多く耐えるが、素早さが同じなので不安定なので使わなかった。
サンダーに確実に先制できるなら、ライコウより「かみなり」を耐える回数が1回少なくても同じなので、
「あまえる」を持たせてカビゴンに隙を見せず、ファイヤーにも出番を与えられるサンダースを採用した。
ファイヤーとサンダースの組み合わせはりちゃあどさんの快晴ファイヤーを参考にさせてもらった。
「どくどく」を持たせている理由はカビゴンに眠ってもらうため、あるいはカビゴンを瀕死にさせるため。
最近の低レベルカビゴンなら「のろい」か「ねむる」がなく、「のろい」がなければファイヤーで戦える。
「あまえる」だけでもよさそうだが、「のろい」＆「たべのこし」の場合だとなかなか体力を削れないので、
サンダースがカビゴンを倒す前に眠り始めてしまうとカビゴンにファイヤーをぶつけるのが難しくなる。
また、「どくどく」はファイヤーでは突破することが難しい「タマゴうみ」回復のハピナスに対しても有効。
二代目グレンジムリーダーのマサユキさんはファイヤーのレベルを54にして、51ライコウも使っていた。
ライコウを51にすると55サンダーに先制でき、カビゴンに隙を見せない「リフレクター」を使うこともできるが、
ファイヤーがバンギラスを「めざめるパワー草」で3発で落とせる確率が半々から超低確率に落ちてしまう。
また、かなり重要なところで50スターミーを「めざめるパワー草」で2発で落とせる確率が約70%になるので、
「じこさいせい」を連打してくるスターミーに対して「めざめるパワー草」急所待ちがあまり通じなくなる。
ヘラクロス-
【 50ヘラクロス ねむる / ねごと / じしん / メガホーン ＠ ピントレンズ 】
後出しから有利に戦えるポケモン：バンギラス、「めざめるパワー飛行」を持たないガラガラ etc.
バンギラス対策のポケモン。バンギラスの取り巻きでファイヤーの苦手なスターミーにも強いのがGood。
ガラガラ対策のナッシーもそうだが、水ポケモンを使わないのは「にほんばれ」の影響を受けるためです。
カイリキーも候補ではあったが、レベル50の「めざめるパワーゴースト」ではスターミーを突破できない。
相手の飛行ポケモンを呼べるので、サンダースの「あまえる」＆「どくどく」が実行しやすくなる。
技構成はバンギラス対策が安定する「ねごと」込みの「じしん」＆「メガホーン」を持たせたヘラクロス。
カビゴンもそうだが、ライコウにやや弱いので「じしん」を持たせておくと殴り合いで少し有利になる。
持ち物は「ピントレンズ」としたが「いわなだれ」や「かみなり」の回避に活躍する「ひかりのこな」でも良い。
ゲンガー-
【 50ゲンガー だいばくはつ / さいみんじゅつ / ほのおのパンチ / 10まんボルト ＠ みずたまリボン 】
後出しから有利に戦えるポケモン：「じしん」を持たないカビゴン、ベトベトン etc.
ファイヤーが「ねごと」カビゴンをなかなか倒せず、「だいもんじ」のPPを切らされることがあったので、
ノーマル抵抗を持ちながら、水属性のポケモンに弱くないポケモンということでゲンガーを入れた。
ベトベトンと有利に戦える、「さいみんじゅつ」＆「だいばくはつ」が使える所がポイント。
■ Pokemon Battle Simulator 対戦ログ
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| SPECIAL THANKS : BOYTOP / マサユキ / りちゃあど | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Second Season
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| SPECIAL THANKS : BOYTOP / マサユキ / Sia | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
対カビゴンエース：★★★★☆ / 対サンダーエース：★★☆☆☆ / 対ガラガラエース：★★★☆☆
その他の弱点：キングドラ、ライコウ、
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ファイヤーと自爆技持ちカビゴン＆ナッシーの組み合わせを2001年の時点で発見したBOYTOPさん凄すぎ。