ルビー・サファイア・エメラルド(3rd Generation)

last up date : 2015/01/05(Tue)

■ 第三世代の対戦とは?

第二世代の「金・銀」の発売からちょうど3年後の2002年11月21日に発売された「ルビーサファイア」に始まる第三世代。
流行モノして終わらなかったポケモンは任天堂の看板シリーズとなり、今後のシリーズ継続のため、大きな見直しが行われた。
石原 『金・銀』が発売されたとき「これでやっと自分の肩の荷が下りた」と思いましたね。ずっと『金・銀』というゴールをめざしてやってきて、ようやく『赤・緑』からつながる、いちばん大きなシリーズをしっかりつくることができたということで、田尻さんに対しても、「僕は責任を果たしたよね」と言ったくらいなんですよ。
岩田 ところが、そこはゴールじゃなかった。
石原 ゴールじゃなかったんですよね(笑)。いざ『金・銀』を出してみると、『赤・緑』のときよりも強いパワーで売れて「じゃあお疲れ様。あとはよろしく」みたいに途中下車はとてもできないと。
〜中略〜

岩田 たぶんその頃だと思うんですけど、『ポケモン』が続くための必要なことを、石原さんが書き出していたのを、わたしは覚えてるんです。
石原 そうでしたか?
岩田 アニメが終わらないこととか、映画が毎年公開されることとか、どういうふうに『ポケモン』のソフトが展開されていくべきか、みたいなことを書き出していましたよね。
石原 そうですね、はい。こういう計画があれば続けられる、と言ってましたね。
岩田 そこで、新しい組織が必要だということになって株式会社ポケモンを設立することになるんですね。
石原 そうです。
社長が訊く『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』より
具体的には、次世代で実現するグローバルレベルの交換・対戦を想定し、この世代より海外版との交換が可能となっており、
第二世代のように既存のステータスシステムを引き継がず、互換性を切って、新たなステータスシステムの再構築をしたが、
より細かなポケモンの個性化をしたがために対戦向けのポケモンの厳選要素が増えたことでガチ対戦のハードルが上がった。
そのタイミングでポケモンのプレイ層の世代交代も行われたため、ミリオンヒットだが、シリーズの中では最も売上が低い。
また、この世代より公式大会では新要素の「ダブルバトル」が採用され、任天堂に代わって株式会社ポケモンが主催している。

■ ルビー・サファイア・エメラルド / ファイアレッド・リーフグリーン


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