エレブー

last up date : 2019/01/13(Sun)

■ 基礎データ(第一世代のポケモン:全国図鑑No.125)

エレブー ステータス 種族値 グラフ
HP 65
物理攻撃力 83
物理防御力 57
特殊攻撃力 95
タイプ 特殊防御力 85
電気 素早さ 105
性別比(♀:♂) タマゴグループ 進化
1:3
(0〜3:4〜F)
人型
(6400歩)
1進化前: エレキッド (Lv.30)

タイプ相性

ダメージ倍率対象となるタイプ
×4-
×2地面
×1/2飛行・鋼・電気
×1/4-
×0-

特徴解説

今作の特殊の分散により軒並み弱化した電気ポケモンの中で、唯一、特殊攻撃力が若干強化された電気ポケモンのエレブー。
ライバル的存在であるブーバーとは前作では同等の合計種族値であったが、今作ではブーバーの方が5だけエレブーを上回る。
(※余談だが今作で新登場した進化前のエレキッドとブビィも同様にブビィが上回るが、第四世代で新登場する進化系のエレキブルとブーバーンに関しては同等になる)
前作から覚える「サイコキネシス」の他、金銀で「れいとうパンチ」、クリスタルで「クロスチョップ」を新たに習得した。

また、マルマインやサンダース、ライコウと同じようにサンダーやドククラゲなどの素早さの種族値を上回っているため、
レベル55のサンダーに対して確実に先制できるレベル54以上(特にその他の技の火力も上がる55)で使われることが多く、
全ステータスで劣るライコウでは覚えない「クロスチョップ」や「れいとうパンチ」をなどの攻撃技で差別化を図りたい。

■ 構成サンプル

アタッカー型 (レベル:55)

技1技2技3技4持ち物
10まんボルト
かみなり
クロスチョップ れいとうパンチ
ねごと
ねむる はっかのみ
ピントレンズ
ステータス 実数値 努力レベル 個体値 調整先
HP 187 63 15
(F)
物理攻撃力 147 63 15
(F)
・レベル50の「たべのこし」を装備したハピナスを「クロスチョップ」で2発で倒せる。
・レベル55のカビゴンを「クロスチョップ」で超高確率で3発で倒せる。
物理防御力 118 63 15
(F)
・レベル55のハガネールの「じしん」を1発耐える。
特殊攻撃力 160 63 15
(F)
・レベル50のガラガラに「れいとうパンチ」で76〜90のダメージ。
・レベル55のガラガラに「れいとうパンチ」で71〜84のダメージ。
・レベル55の「たべのこし」を装備したカイリキーを「かみなり」で超高確率で3発で倒せる。
・レベル55の「たべのこし」を装備したサンダーを「かみなり」で高乱数で3発で倒せる。
・レベル55の「たべのこし」を装備したサンダーを「れいとうパンチ」で4発で倒せる。
特殊防御力 149
(〃)
・レベル55のフーディンの「サイコキネシス」を2発耐える。
・レベル52のパルシェンの「なみのり」を3発耐える。
素早さ 171 63 15
(F)
・レベル50の120族(ダグトリオ・フーディン)と同速。
・レベル53の110族(ゲンガー・エーフィ)に先制できる。
・レベル51の115族(スターミー・ライコウ)に先制できる。
 クリスタル発売以降のエレブーの定番型。電気ポケモン対策がカビゴンやハピナス、バンギラスのいずれかのみの場合に物凄く刺さる。また、「れいとうパンチ」はライコウやサンダースの「めざめるパワー氷」とは異なり、サンダーに対して「10まんボルト」よりも大きなダメージが入り、更に追加効果で凍りも狙うことができる。なお、高レベルのサンダーは「たべのこし」か「ねごと」を持たせなければ安定しないが、低レベルのサンダーに対しては余裕を持って繰り出せる。しかし、サンダーから「でんじは」で麻痺を受けると相手の受け出ししてきたカビゴンを「クロスチョップ」で崩すのが困難となるのでエアームドやスイクン、パルシェンを起点に攻めるように心がけたい。

高レベルメロメロ身代わり型 (レベル:55)

技1技2技3技4持ち物
10まんボルト
かみなり
れいとうパンチ メロメロ みがわり たべのこし
ステータス 実数値 努力レベル 個体値 調整先
HP 187 63 15
(F)
・「たべのこし」装備で「みがわり」を5回連続で繰り出せる。
物理攻撃力 97 0 1
(1)
物理防御力 118 63 15
(F)
・レベル55のハガネールの「じしん」を1発耐える。
特殊攻撃力 160 63 15
(F)
・レベル50のガラガラに「れいとうパンチ」で76〜90のダメージ。
・レベル55のガラガラに「れいとうパンチ」で71〜84のダメージ。
・レベル55の「たべのこし」を装備したカイリキーを「かみなり」で超高確率で3発で倒せる。
・レベル55の「たべのこし」を装備したサンダーを「かみなり」で高乱数で3発で倒せる。
・レベル55の「たべのこし」を装備したサンダーを「れいとうパンチ」で4発で倒せる。
特殊防御力 149
(〃)
・レベル55のサンダーの「かみなり」を超高確率で4発耐える。
素早さ 171 63 15
(F)
・レベル50の120族(ダグトリオ・フーディン)と同速。
・レベル53の110族(ゲンガー・エーフィ)に先制できる。
・レベル51の115族(スターミー・ライコウ)に先制できる。
 「めざめるパワー氷」を使用する場合に♂で採用しなければならないサンダースと違って♀でも「れいとうパンチ」が使えるエレブー。「メロメロ」の行動制限のみならず、「れいとうパンチ」の追加効果を引き当てるによって相手を突破することも可能。フシギバナの「はっぱカッター」も「みがわり」で確実に耐えることができる。

■ 主要な覚えられる技 〜取りうる選択肢を把握しよう!〜

(1)物理攻撃技

技名属性威力命中率PP効果
すてみタックルノーマル120100%15相手に与えたダメージの1/4の反動ダメージを受ける。
クロスチョップ格闘10080%5この技を使用するときのみ、急所ランクを+1する。
▼ 固定ダメージ ▼
カウンター格闘100%20この技を使用するポケモン本体が、この技の使用ターンに受けた物理攻撃技によって発生したダメージの2倍のダメージを与える(※なお、GB同士の通信対戦では「じわれ」と「つのドリル」はダメージが発生しなくてもダメージを受けた扱いとなり、一撃で相手を倒せる。また、PBSでは「ころがる」「あばれる」の1ターン目の攻撃技を受けたポケモンでなければ、2ターン目以降の攻撃を「カウンター」することができない)優先度 -1】

(2)特殊攻撃技

技名属性威力命中率PP効果
かみなり電気12070%1030%の確率で相手を麻痺状態にする。また、相手が空を飛ぶ状態のときでも命中する。なお、場の天候が大雨のときは技の命中率が必中、快晴のときは技の命中率が50%に変化する。
でんじほう電気10050%5100%の確率で相手を麻痺状態にする。
10まんボルト電気95100%1510%の確率で相手を麻痺状態にする。
サイコキネシスエスパー90100%1010%の確率で相手の特殊防御力を1ランクダウン。
ほのおのパンチ75100%1510%の確率で相手を火傷状態にする。
れいとうパンチ75100%1510%の確率で相手を凍り状態にする。
どろぼう40100%10100%の確率で相手の持ち物を奪える。ただし、既に持ち物を持っているときは奪えない。

(3)変化技

技名属性命中率PP効果
▼ 自分が対象 ▼
ねむるエスパー-10体力と麻痺火傷状態を全回復し、目覚めるまでの消費ターンが3の眠り状態になる。
ヨガのポーズエスパー-40自分の物理攻撃力を1ランクアップ。
バリアー(※)エスパー-30自分の物理防御力を2ランクアップ。
のろい???-10自分の素早さを1ランクダウン、物理攻撃力物理防御力をそれぞれ1ランクアップ。
みがわりノーマル-10自分の最大HPの1/4を消費して身代わりを作る。最大HPの1/4+1の現在HPがなければ技が失敗する。
リフレクターエスパー-205ターンの間、自分の場にリフレクターを貼る。自分の場が既にリフレクター状態のときは失敗する。
ひかりのかべエスパー-305ターンの間、自分の場に光の壁を貼る。自分の場が既に光の壁状態のときは失敗する。
▼ 相手が対象 ▼
いやなおとノーマル85%40相手の物理防御力を2ランクダウン。
どくどく85%10相手を状態にさせて猛毒状態にする。相手の健康状態(状態異常)に変化が起こらないとき、猛毒状態にさせられない。毒・鋼ポケモンには無効(※猛毒は状態変化)
でんじは電気100%20相手を麻痺状態にする。地面属性には無効。
いばるノーマル90%15相手の物理攻撃力を2ランクアップさせて混乱状態にする。相手の物理攻撃力ランクの変化が起こらないとき、混乱状態にさせられない。
▼ 双方が対象 ▼
あまごい-55ターンの間、場の天候を大雨にする。
(※「バリアー」と「クロスチョップ」は同時に遺伝するルートが存在しないので両立できない。)