コマンドを選択し、先攻のターン、後攻のターン、全体のターンが終了するまでの流れをまとめました。
- コマンド選択
- 場のポケモンの行動
- ポケモンの交代
- ポケモンの技を使用する
- 全体のターン終了時の判定
ターンのコマンド選択は以下の場合の例外を除き、ターンのはじめにトレーナーが選択することができます。
- 「はかいこうせん」を命中させて反動で動けない場合
- 「あなをほる」「そらをとぶ」「かまいたち」「ソーラービーム」「ゴッドバード」を前のターンで選択した場合
- 「あばれる」「げきりん」「はなびらのまい」を前のターンで選択している場合
- 「がまん」を前のターンで選択している場合
- 「ころがる」を前のターンで選択している場合
ターンの選択肢
- 「たたかう」で覚えさせている技1を選択
- 「たたかう」で覚えさせている技2を選択
- 「たたかう」で覚えさせている技3を選択
- 「たたかう」で覚えさせている技4を選択
- 1〜4はPPが0になると選択肢が縮まり、すべてPPが0になると「わるあがき」を繰り出せます。
- 1〜4は金縛り・アンコール状態で選べないこともある。
- 「ポケモン」で控えポケモンAに入れ替える
- 「ポケモン」で控えポケモンBに入れ替える
- 「ポケモン」で控えポケモンCに入れ替える
- 「ポケモン」で控えポケモンDに入れ替える
- 「ポケモン」で控えポケモンEに入れ替える
- 5〜9は黒い眼差し・締め付ける状態のとき、選べなくなる。
- なお、公式大会のルールでは対戦で使用できるポケモンの数が3匹(交代先の選択肢は最大2通り)になる。
- 「にげる」で降参する (^-^;
ポケモンのコマンドを選択すると以下の優先順位で、それぞれのポケモンのコマンドが実行されます。
- ポケモンの交代(※例外として交代を実行する対象が「おいうち」の攻撃対象となっていたとき、2と3の処理が優先されます)
- 技を使用する
- 自分のターン終了時の判定
なお、コマンドの優先順位が同じになってしまう場合は
コマンド選択時の素早さの
高い方が基本的には優先されます。
それぞれの優先コマンドのブロックで更に細かい判定があり、以下のようになります。
(1)ポケモンの交代
- 撒きびし
- はかいのいでんし
(2)技を使用する
- 繰り出す技には更に優先順位があり、以下のような優先度となる。
優先度 | 対象となる技 |
+2 | まもる・みきり・こらえる |
+1 | しんそく・でんこうせっか・マッハパンチ |
±0 | このリストに掲載されていない技 |
-1 | あてみなげ・カウンター・ミラーコート・ほえる・ふきとばし |
- 1と2でも条件が同じ場合は現在の素早さに依存する
- 以上の優先順位に基づいて技を実行。技の処理に関しては技の仕組みを参照。
(3)自分のターン終了時の判定
- 毒・火傷・猛毒
- 宿木の種
- 悪夢
- 呪い
なお、
先攻のポケモンが(1)〜(3)の中で瀕死状態になったとき、後攻のポケモンのターンは強制的にカットされる。
具体的には
先攻のポケモンが以下の要素で
先に倒れるとこの現象が発生する。
- 撒きびしでダメージを受けて瀕死になる
- 混乱、「じばく」「だいばくはつ」、現在HPが最大HP1/2以下でのゴーストポケモンの「のろい」で瀕死になる
- 毒・火傷・猛毒・宿木の種・悪夢・呪いで瀕死になる
場のポケモンの行動が全て実行されると持続ターンの関係する効果が以下の優先順位で処理される。
これらの処理も優先順位が同じであれば、
素早さの
高いポケモンから実行される。
- みらいよち
- 天候(砂嵐のダメージ)
- 「あばれる」「はなびらのまい」「げきりん」の解除と混乱の発生
- 滅びの歌
- 締め付ける
- たべのこし
- 凍りの自然治癒 (※このセクションで状態異常の判定があり、「きせきのみ」「はっかのみ」「やけたきのみ」などの持ち物が発動します)
- リフレクター・光の壁・神秘の護り
- 木の実
- アンコール
(※ポケモン第三世代以降とは異なり、ダメージより回復の優先順位が低いです。)