持ち物

■ 持ち物とは？

■ 消耗品

 はかいのいでんし

［効果］
戦闘に繰り出したとき、物理攻撃力が2ランクアップし、混乱状態になる。
ただし、GB版では混乱の判定フラグは立てているものの、混乱の解除ターンを指定していなかったため、
これが作動する前に自分の場で最後に混乱していた味方の混乱の解除ターンを引き継ぐ仕様となっている。
なお、これの作動前に自分の場のポケモンが一度も混乱していなかったり、ターン経過で混乱を解いていたときは、
混乱の解除ターンが256とみなされ、通常の技によって発生する混乱とは異なり、255ターンの間混乱してしまう。


［解説］
繰り出した状態から持たせたポケモンの物理攻撃力が2ランクアップした状態（通常の2倍の物理攻撃力）になる。
ただし、混乱している場合に半々の確率で発生する自滅ダメージもほぼ2倍になるというリスクのあるアイテム。

「ポケモンスタジアム金銀」及びPBSでは5ターンで確実に解ける通常の混乱となるので、
味方のマルマインなどで「リフレクター」や「ひかりのかべ」を残しておくと幾分そのリスクを軽減できるだろう。

また、「ほえる」や「ふきとばし」持ちのポケモンを後出しされる前に「バトンタッチ」できるという小技もあるが、
混乱も「バトンタッチ」で引き継いでしまうので「にがいきのみ」や「きせきのみ」を持たせたポケモンに繋げたい。

 HP回復アイテム

［解説］
相手から2発以上の攻撃を受けて瀕死になるポケモンの瀕死になるまでの攻撃回数を1回以上引き延ばしたい。
HPの回復量が少ないが、「リトルカップ」のようなレベルの低いポケモンで戦う対戦ルールでは大変活躍する。
「ニンテンドウカップ2000」ではHPより防御力の方が極端に高いパルシェンやツボツボに持たせると強い。
HPを先に半分まで削らず、次に強力なダメージを与えて倒す「きのみ」発動阻止などの立ち回りも存在する。

 状態異常・状態変化回復アイテム

［解説］
状態異常を回復する木の実。状態異常を受けると非常に困ってしまうポケモンに持たせるのがベスト。
特に状態異常が回復できる「ねむる」を使わない場合は「どくけしのみ」や「まひなおしのみ」が欲しい。
その他に定番コンボとして「ねむる」と「はっかのみ」で2ターンのねむり無しで回復することも可能。
ただし、このアイテムは消費アイテムなので1回きりしか、このコンボが通用しないことに注意しよう。
ちなみに「はっかのみ」以外に2ターンの眠りのリスクを軽減できる手段としては「ねごと」もあるので、
「ねごと」の技スペース分を削る必要があり、起きていた方が機能しやすいポケモンに持たせたい。
「にがいきのみ」は「はかいのいでんし」を「バトンタッチ」した先の混乱状態回復などに使える。

 ふしぎなきのみ

［効果］
いずれかの技のPPが0になったとき、そのPPを5回復する。
（※ただし、「ポケモンスタジアム金銀」では「ポイントアップ」でPPを増やした技は発動対象になりません。）


［解説］
PPの少ない技の補助として使われるが、これに関しては「ねごと」を使ってもPPを節約することができる。

■ 装備品

 たべのこし

［効果］
毎ターン終了時、最大HPの1/16を回復する。

［解説］
永久に無くならない謎の食料で、4発以上の攻撃技ダメージを耐えるポケモンなどに持たせると瀕死率が大きく変わる。
また、最大HPを16の倍数+1（16n+1）にすると「みがわり」をHP満タンの状態から連続で5回貼れるようになる。

 きあいのハチマキ

［効果］
このポケモンが相手の攻撃技でHPが0になる場面で、11.7%の確率でHP1で踏みとどまることができる。

［解説］
絶体絶命のピンチを11.7%の確率で救ってくれる奇跡のアイテム。
「ニンテンドウカップ2000」の公式トーナメントの全国大会決勝戦でも大活躍したことは大変有名である。
素早いリザードンでの「はらだいこ」、ハピナスの「カウンター」などでも奇跡の逆転劇を起こすことがある。

 せんせいのツメ

［効果］
23.4%の確率で素早さを無視して先攻で技を繰り出せる。
「せんせいのツメ」が同時発動の場合は接続の段階で決まった順番（1P優先）で判定されます。
ただし、「ポケモンスタジアム金銀」及びPBSでは半々の確率になります。

［解説］
もともと先制できるポケモンに持たせても有り難みがないので素早さの遅いポケモンに持たせたい。
相手の先制攻撃で瀕死になる寸前や相手の先制で体力回復技を使われて倒せないシーンで発動すると強い。
ちなみにこの持ち物を装備したポケモンで体力回復技を使うとその効果で回復が間に合わないことがある。

 ピントレンズ

［効果］
急所ランクを+1する。

［解説］
「ピントレンズ」所持で通常攻撃技の急所発生率は12.5%。急所技の場合は発生率が33.2%になる。
更に「きあいだめ」を組ませると通常技は25%、急所技は50%の確率で急所に当たるようになる。
急所技だけでも、約3割（「のしかかり」の麻痺する程度の確率）で急所が発生するので、
やはり、急所技を覚えるポケモンに持たせるのが向いているというのは言うまでも無いだろう。

 ひかりのこな

［効果］
このポケモンが戦闘に出ている間、相手の技の命中率が7.8%（正確には20/256）分だけ下がる。

［解説］
相手の攻撃技の命中率をマイナス7.8%にする。「かみなり」の命中率なら70%−約8%＝約62%まで落とせる。
「かみなり」や「ハイドロポンプ」など命中率の低い分、強力な破壊力のある攻撃を受ける場合に便利。
ちなみに「かげぶんしん」と組ませれば、赤緑青ピカチュウ時代とほぼ同等の回避率になります。

 タイプ強化アイテム

［解説］
勘違いされがちであるが、技の威力ではなく、ダメージ本体（ダメージ計算式の最後の+2の計算の前）が1.1倍される。

 おうじゃのしるし

［効果］
• 先制で攻撃技を命中させると11.7%の確率で相手を怯ませる。
• ただし、以下の技では「おうじゃのしるし」が発動しない。
• 変化技
• 追加効果で状態異常や状態変化を与える攻撃技 （※「いびき」と「ダブルニードル」のみ例外）
• 「じしん」「かぜおこし」
• 「カウンター」「ミラーコート」
• 「じばく」「だいばくはつ」
• 連続攻撃技は1番最後の攻撃のみ判定がある。

［解説］
追加効果のある攻撃技と組ませても発動しないので「かみつく」などと併用で使用しても意味が無い。
怯みを狙うなら30%の確率で怯ませる「かみつく」などの方が便利なのでそれらよりダメージの大きい、
「なみのり」や「ドリルくちばし」「おんがえし」などを使用するポケモンに持たせると良いだろう。

 特定のポケモン専用アイテム

アイテム名	効果
ふといホネ	装備したカラカラ・ガラガラの物理攻撃力を2倍にする。
でんきだま	装備したピカチュウの特殊攻撃力を2倍にする。
メタルパウダー	装備したメタモンの物理防御力と特殊防御力を1.5倍にする。
ながねぎ	装備したカモネギの急所発生率を25%固定にする。
ラッキーパンチ	装備したラッキーの急所発生率を25%固定にする。


［解説］
特定のポケモン専用の持ち物。効果は大きいが、相手から「どろぼう」された時のパワーダウンも大きい(^^;
ちなみに「へんしん」で変身した場合でも、これらの専用アイテムは変身前のポケモンに反応します。