状態変化

last up date : 2016/08/16(Tue)

■ はじめに

状態異常のようにステータスの項目には表示されないものの、
状態異常に似たような変化のことを巷では「状態変化」と呼ばれています。

状態変化の予備知識
  • ポケモンを交代すれば元には戻る。
  • 複数の状態変化を同時にかけることができる。状態異常とも併用可能。

(1)相手が対象となる変化技によって生じる状態変化


(2)自分が対象となる変化技によって生じる状態変化


(3)自分が対象・相手が対象の変化技で生じる状態変化


■ 状態変化一覧

ひるみ

    効果
    • そのターンに限り、先攻の技の使用後に判定があり、発動すると後攻の技が繰り出されなくなる。
    • 対象のポケモンが眠り凍り状態以外の場合はこの判定は無視される。
    • (※ひるみの判定は眠り凍りの判定後、混乱→麻痺の判定前となる。)


    解説
      攻撃技の追加効果としてしか発動しないため、相手に先攻を取れなければ、ひるみは期待できない。
      ただし、素早さが遅くても、麻痺を撒けばカバーできるので、麻痺とはストップ同士で非常に相性が良い。

混乱 (こんらん)

    効果
    • 1〜7ターンの間、技を使用する直前で1/2の確率で自分に対して威力40の属性無しの物理攻撃をする。
    • (※「ポケモンスタジアム2」のみ、混乱で自分を攻撃した場合であっても、そのターンに選んでいた技が表示される)
      (※「じばく」「だいばくはつ」を選択した状態で混乱すると攻撃対象のポケモンの防御力を半減して計算するため、自滅ダメージが2倍になる)
      (※ただし、自滅ダメージはリフレクターの効果を無視する)
      • 混乱状態になったとき、混乱から回復するまでのターンがランダムで決定される。
        回復するまでのターン数は技を使用する直前に1ターンずつ減っていき、0になると回復する。
        眠り凍りひるみ、「はかいこうせん」の反動で行動できない場合は混乱の判定は行われない。
      • (※判定の優先順位が眠り凍りひるみ→「はかいこうせん」の反動→混乱→金縛り麻痺であるため、混乱より後の判定の影響を受けない)
    • 通信対戦のみ、身代わり状態のとき、混乱で自滅ダメージになる場合は何故か相手の身代わりがダメージを受ける。

    解説
      50%の確率で相手の行動を封じれる強力な状態変化。麻痺ひるみと組ませてストップに徹底したい。
      また、混乱の自滅ダメージは物理攻撃技なので、敵の物理攻撃力が高いほど、物理防御力が低いほど効く。
      相手の物理防御力を2ランクダウンさせる「いやなおと」を使えば、混乱のダメージにも影響が出てくる。

金縛り(かなしばり)

    効果
    • 1〜7ターンの間、ランダムで選ばれた技が使用できなくなる。
      • 金縛りされた技をそのターンで使用しなければならないとき、その技は失敗する。

    解説
      第一世代の頃から存在する行動制限。「かなしばり」自体の命中率が55%のため、それほど人気がない。

締め付ける(しめつける)

    効果
    • 2〜5ターンの間、締め付ける状態にさせたポケモンと対峙している限り、技を選択できなくなる。
      • 2・3ターンになる確率が37.5%、4・5ターンになる確率が12.5%
    • 締め付ける状態の最中、被害者と加害者側のいずれかが交代を選択すると以下のようになる。
      • 交代選択者コロシアム・コロシアム2ポケモンスタジアム・ポケモンスタジアム2
        加害者 相手のターンが強制的に終了する
        NPC:相手が通常の技を繰り出す
        相手のターンが強制的に終了する
        被害者 自分が最後に選択した技を繰り出す 自分のターンが強制的に終了する
        両者双方 両者ともポケモンを入れ替えられる
        (※最後に選択した技は、正確には最後にカーソルで選択した位置にあった技となり、一度も技を選べなかったとき、バグが発生する)
    • 身代わり状態のポケモンを締め付ける状態にするとバグが発生する(コロシアムのみ)
    • 締め付ける状態にさせたポケモンの自分のターンの終了時の判定が2回発生するVC版含む赤後期版とVC版緑のみ

    解説
      第二世代以降とは異なり、「たたかう」のコマンドを制限して、「ポケモン」の入れ替えコマンドを制限しない
      眠り同様、先攻のポケモンで「まきつく」や「ほのおのうず」を当て続ければ、一方的に殴り続けることができる。
      なお、「まきつく」と「しめつける」はゴーストポケモンにはダメージこそ無効でも締め付ける状態にできるため、
      ゴースト&毒属性のゲンガーに効く「やどりぎのタネ」を植えておけば、一方的にダメージを与えることができる。

      「ポケモンスタジアム2」では更に強化され、締め付ける中に受け出しを選択すると技使用ターンが強制終了する
      苦手なポケモンに先攻を取って場に居座る必要はなく、ノーダメージで味方のポケモンに入れ替えることができる。
      例えば、「ニンテンドウカップ'99」のドククラゲなら先攻の取れるゴーストを「まきつく」で締め付ける状態にし、
      次のターンでユンゲラーやエレブーなどに入れ替えると相手の技ターンが消滅し、ノーダメージで入れ替えられる。

宿木の種(やどりぎのタネ)

    効果
    • 自分のターン終了時に最大HPの1/16のダメージを受け、その分だけ対峙する場のポケモンのHPが回復する。
    • 草属性のポケモンは「やどりぎのタネ」が効かない。
      • 技の効果によって属性が変わると宿木の種状態になる。

    解説
      カビゴンやラッキーなどのHPの能力値が高いポケモンと戦闘する場合に有利に働く状態変化。
      ポケモン第三世代以降とは異なり、自分のターン終了時に宿木の種のダメージが発生するので、
      後攻で「やどりぎのタネ」を繰り出したターンはダメージが発生しないことに注意しておきたい。

      また、第二世代と比べるとダメージの割合は小さいが、猛毒で宿木の種のダメージの割合も増加する。
      猛毒と宿木の種を併用する場合は即座に体力を回復する必要がなければ、「どくどく」を先にかけたい。

猛毒 (もうどく)

    効果
    • 自分のターン終了時に火傷宿木の種状態のダメージが最大HPの(猛毒の判定回数)/16のダメージに変わる。
    • 毒状態の回復と同時に猛毒状態も回復しないため、「ねむる」で毒を回復後に火傷を受けると増加が継続する。
      • 「どくどく」は毒→猛毒状態にする変化技で、毒状態にできなければ技が失敗し、猛毒にする効果も発動しない
      • (※つまり、すでに毒状態のポケモンに対して「どくどく」を使っても技自体が失敗し、猛毒にすることができない)
      • 「どくどく」を「ねむる」で回復したポケモンに「どくどく」を使うとダメージの増加の割合は上書きされる。

    解説
      通常の毒よりもHPの減少が早く、回復や交代全くしないと6ターンでHP満タンのポケモンが倒れてしまう。
      「ねむる」の覚えていないポケモンを倒すために「かげぶんしん」と組み合わせて使用することが多い。

我慢(がまん)

    効果
    • 2〜3ターンの間、「がまん」しか選べなくなる。
    • 我慢状態の時に技選択時に自分を対象とする攻撃技で受けたダメージの2倍の固定ダメージを解放後に与える。
      • 「すてみタックル」「とっしん」の反動ダメージも含む。混乱の自滅ダメージは含まない。
      • ただし、技選択時の攻撃対象が自分であったはずの相手の混乱の自滅ダメージも含まれる。

    解説
      「カウンター」とは異なり、相手の使用する攻撃技の属性を選ぶことがないが、反撃までに時間がかかる。
      技の優先度も通常と同じ0なので使用直後から我慢状態の消費ターンを消費できる先攻での使用が望ましい。
      第一世代の「がまん」の命中率は必中なので「かげぶんしん」の対策になり、長期戦でのPP節約もできる。

穴を掘る(あなをほる)

    効果
    • 「あなをほる」が2ターン目に発動するまで技が命中しなくなる。
      • GB版に限り、2ターン目に麻痺で技が発動しないとき、この状態から回復しない。

    解説
      「ゴットバード」「ソーラービーム」「ロケットずつき」などと同じく1ターンの溜めを必要とする技の強化版。
      ダグトリオのように先攻の取りやすいポケモンであれば、溜めターンに身を潜めることで隙を見せづらくなる。
      ただし、溜めターンに自分より後攻の苦手なポケモンに受け出しされてしまうと自分の首を締めることがある。

      なお、GB同士の通信対戦では2ターン目の「あなをほる」が発動しないときにこの状態が解除されなくなり、
      「あなをほる」を発動させなければ、穴を掘る状態のままで「がまん」以外の攻撃技が一切当たらなくなる。

空を飛ぶ(そらをとぶ)

    効果
    • 「そらをとぶ」が2ターン目に発動するまで技が命中しなくなる。
      • GB版に限り、2ターン目に麻痺で技が発動しないとき、この状態から回復しない。

    解説
      「ゴットバード」「ソーラービーム」「ロケットずつき」などと同じく1ターンの溜めを必要とする技の強化版。
      プテラのように先攻の取りやすいポケモンであれば、溜めターンに身を潜めることで隙を見せづらくなる。
      ただし、溜めターンに自分より後攻の苦手なポケモンに受け出しされてしまうと自分の首を締めることがある。

      なお、GB同士の通信対戦では2ターン目の「そらをとぶ」が発動しないときにこの状態が解除されなくなり、
      「そらをとぶ」を発動させなければ、空を飛ぶ状態のままで「がまん」以外の攻撃技が一切当たらなくなる。

リフレクター

    効果
    • 相手のポケモンの物理攻撃技を受けるときのみ、自分の物理防御力を2倍にして計算する。
    • ただし、急所にあたるとこの効果は無視されます。

    解説
      第一世代では「くろいきり」で消滅する状態変化のため、物理防御力を2ランクアップさせる「バリアー」の劣化版。
      ただし、技マシンで覚えられるポケモンが多いため、場に居座る「がまん」と組み合わせると面白いかもしれない。

光の壁(ひかりのかべ)

    効果
    • 相手のポケモンの特殊攻撃技を受けるときのみ、自分の特殊防御力を2倍にして計算する。
    • ただし、急所にあたるとこの効果は無視されます。

    解説
      第一世代では「くろいきり」で消滅する状態変化のため、特殊防御力を2ランクアップさせる「ドわすれ」の劣化版。

白い霧(しろいきり)

    効果
    • 自分以外のポケモンの変化技により、能力ランクを下げられなくなる。

    解説
      身代わり状態でも同じ効果があるため、HPの消費がなく、能力変化を防ぐぐらいのメリットしかない。

気合溜め(きあいだめ)

    効果
    • 自分の通常急所率を1/4倍にする。
      (※「ポケモンスタジアム2」ではする急所率をアップさせる効果に変更されている。詳細は急所の項目を参照)

    解説
      ゲームフリークのミスで自分の通常急所率をアップするどころかダウンさせてます(^^;
      任天堂現社長の岩田聡と、宮本茂率いる任天堂情報開発本部により修正されたようです。

変身(へんしん)

    効果
    • 「へんしん」を使用したときに対峙していたポケモンの以下に該当する情報を上書きする。
      • ポケモンの外見
      • 技(変身直後の現在&最大PPは「ポイントアップ」の使用にかかわらず各5
        • 「くろいきり」を受けると最大PPのみが変身前と同じになる。
      • タイプ1・タイプ2
      • HPを除く各ステータスの個体値
      • HPを除く各ステータスの実数値
      • 能力変化
    • 変身状態のポケモンが更に「へんしん」した場合はひとつ前の変身状態の個体値が捕獲後の個体値になる
    • 金・銀・クリスタルの孵化厳選用の高個体値のメタモンをこの仕様によって増やすことができます。ちと裏技っぽいかもしれませんが(^^;
    解説
      「ゆびをふる」「オウムがえし」「ものまね」で出さない限り、メタモンとミュウのみ知っておきたい状態変化。

身代わり(みがわり)

    効果
    • 分身が場に登場している間、以下の要素以外のダメージや追加効果を本体が受けなくなる
      • 「じばく」「だいばくはつ」による瀕死(ポケモンスタジアム・ポケモンスタジアム2以外)
      • 「はかいこうせん」の反動(ポケモンスタジアム2以外)
      • 「キノコのほうし」「ねむりごな」「あくまのキッス」「さいみんじゅつ」「うたう」(ポケモンスタジアム2以外)
      • 「でんじは」「へびにらみ」「しびれごな」(ポケモンスタジアム2以外)
      • やどりぎのタネ(ポケモンスタジアム2以外)
      • しめつける」「まきつく」「ほのおのうず」「からではさむ
      • かなしばり
      • 「ふきとばし」「ほえる」
      • 「ものまね」

    • 分身は上記の技以外で状態異常になることがない。
    • 身代わり人形に対して「メガトレイン」や「ゆめくい」「すいとる」を使用すると失敗する。
    • 分身が受けたダメージは「カウンター」や「がまん」「いかり」などの対象になる

    解説
      自分の最大HPの1/4を消耗させて分身を作る。分身を作るターンを無駄にしないのが大切であり、
      作った直後に分身が破壊されてしまうとこちらの体力が一方的に減り、時間稼ぎにしかならない。
      あらかじめ特定の相手の攻撃を4発耐えれる状態で分身を繰り出せるとあまり損をしないだろう。
      また、混乱や麻痺と組ませて、相手が行動できないうちに身代わりを残すのも悪くはないだろう。

能力変化

    効果
    • 自分のHPを除く各ステータスにはランクが存在し、以下のランクによって通常時のステータスが変動する。
    • (※HPを除く各ステータス…物理攻撃力物理防御力特殊攻撃力特殊防御力素早さ命中率回避率を含めた7種類)
      Rank 攻撃力・防御力・素早さ
      (※ポケスタ2以外の回避率は逆)
      ポケスタ2の命中率 ポケスタ2の回避率
      +6 ×4 (8/2) ×3 (9/3) ×0.33 (3/9)
      +5 ×3.5 (7/2) ×2.66 (8/3) ×0.36 (3/8)
      +4 ×3 (6/2) ×2.33 (7/3) ×0.43 (3/7)
      +3 ×2.5 (5/2) ×2 (6/3) ×0.5 (3/6)
      +2 ×2 (4/2) ×1.66 (5/3) ×0.6 (3/5)
      +1 ×1.5 (3/2) ×1.33 (4/3) ×0.75 (3/4)
      0 ×1 (2/2) ×1 (3/3) ×1 (3/3)
      -1 ×0.66 (2/3) ×0.75 (3/4) ×1.33 (4/3)
      -2 ×0.5 (2/4) ×0.6 (3/5) ×1.66 (5/3)
      -3 ×0.4 (2/5) ×0.5 (3/6) ×2 (6/3)
      -4 ×0.33 (2/6) ×0.42 (3/7) ×2.33 (7/3)
      -5 ×0.28 (2/7) ×0.37 (3/8) ×2.66 (8/3)
      -6 ×0.25 (2/8) ×0.33 (3/9) ×3 (9/3)
    • ジムリーダーの城」のPokemon Battle Simulatorでは括弧の数字で計算される。なお、小数点以下は切り捨て。

    • ただし、急所にあたると双方の能力変化ランクは無視されます。

    • 自分の技で補正対象のランク変動が起こるとき、自分の状態異常の火傷麻痺によるステータス変化を無視する。
    • 自分の技で誰かしらのランク変動が起こるとき、相手の状態異常の火傷麻痺によるステータス変化を再計算する。
      (※「ポケモンスタジアム」「ポケモンスタジアム2」では能力変化による火傷麻痺のステータス変化の無視及び再計算の仕様はない)

    • 戦闘中の以下のメッセージで技や持ち物の効果により、そのターンにどれだけランクが変化したのかが分かる。
    • 場に繰り出してからのランク変動は対戦画面中のどこにも表示されないのでしっかりと覚えておく必要があります(^^;
      ランクの変化メッセージ
      +2「(ステータス) が ぐーんと あがった」
      +1「(ステータス) が あがった」
      ±0しろいきりで (ステータス) が 下げられない』
      『(ステータス)は もう(+6ランクで) あがらない』
      『(ステータス)は もう(-6ランクで) さがらない』
      -1『(ステータス) が さがった』
      -2『(ステータス) が がくっと さがった』

    • 「くろいきり」を受けたとき、全てのステータスの能力変化は元の±0に戻る。

    解説
      能力ランクを変動させることで本来勝てないポケモンを一掃できるようにするのを目的として使われる。