ウツボット

last up date : 2014/11/09(Sun)

■ 基礎データ(第一世代のポケモン:全国図鑑No.071)

ウツボット ステータス 種族値 グラフ
HP 80
物理攻撃力 105
物理防御力 65
特殊攻撃力 100
タイプ 特殊防御力 60
草・毒 素早さ 70
性別比(♀:♂) タマゴグループ 進化
1:1
(0〜7:8〜F)
植物
(5120歩)
1進化前: ウツドン (「リーフのいし」)
2進化前: マダツボミ (Lv.21)

タイプ相性

ダメージ倍率対象となるタイプ
×4-
×2飛行・炎・エスパー・氷
×1/2格闘・水・電気
×1/4
×0-

特徴解説

ジョウトの修行僧が愛するマダツボミの最終進化系で、ベトベトンと並んで毒ポケモンNo.1の物理攻撃力を誇るウツボット。
前作に登場する草ポケモンの中では特殊の分散による種族値の弱化が最も大きく、ラフレシアと合計種族値が同等になり、
「はっぱカッター」の急所に当たる確率の仕様変更や「まきつく」の仕様変更によって大きな弱化を受けてしまったものの、
前作より人気が増加したカイリキーに確実に先制できる素早さと「アンコール」によって今作もラフレシアより人気がある。

ポケモン名 HP 物理攻撃力 物理防御力 特殊攻撃力 特殊防御力 素早さ 合計
ウツボット 80 105 65 100 60 70 480
ラフレシア 75 80 85 100 90 50 480
フシギバナ 80 82 83 100 100 80 525

また、同じ属性のフシギバナには物理攻撃力以外のステータスで劣るため、フシギバナが覚えられない技で差をつけたい。
フシギバナでは覚えず、ウツボットが覚える技は「ヘドロばくだん」「しびれごな」「アンコール」などが代表的である。

■ 構成サンプル

高レベル型 (レベル:55)

技1技2技3技4持ち物
ヘドロばくだん ギガドレイン つるぎのまい ねむりごな たべのこし
ステータス 実数値 努力レベル 個体値 調整先
HP 204 63 15
(F)
物理攻撃力 171 63 15
(F)
・レベル55のフーディンを「ヘドロばくだん」で2発で倒せる。
・レベル55のライコウを「ヘドロばくだん」で超高確率で3発で倒せる。
・ランク+2でレベル55の「たべのこし」を装備したカビゴンを「ヘドロばくだん」で超高確率で2発で倒せる。
物理防御力 127 63 15
(F)
・レベル55のカイリキーの「じしん」を超高確率で3発耐える。
特殊攻撃力 166 63 15
(F)
・レベル55のガラガラを「ギガドレイン」で高確率で2発で倒せる。
・レベル50のスイクンを「はっぱカッター」で3発で倒せる。
特殊防御力 122 63 15
(F)
・レベル55のサンダーの「めざめるパワー氷」を超高確率で2発耐える。
・レベル51の「とけないこおり」を装備したスイクンの「れいとうビーム」を超高確率で2発耐える。
素早さ 133 63 15
(F)
・レベル50の81族(ギャラドス)に先制できる。
 「つるぎのまい」と「ヘドロばくだん」で高レベルのカビゴンの受け出しも許さない高レベル型のウツボット。エアームドやゲンガーでガン止まりしてしまうので「ねむりごな」は「めざめるパワー炎」などに変更しても良いだろう。なお、「ギガドレイン」を切って「めざめるパワー水」を組み込む場合はドククラゲを使った方が得なのかどうかをよく考えて採用したい。特にHPがこの理想値から離れていれば、「ギガドレイン」抜きと判断して「れいとうビーム」を覚えたパルシェンで応戦されかねない。なお、「ねむりごな」を「めざめるパワー水」に変更するのであれば、レベル52のゲンガーを2発で倒せて、ハガネールにも「つるぎのまい」からであれば、そこそこ大きなダメージを与えられる「めざめるパワー地面」に変更しても良いだろう。

低レベル型 (レベル:50)

技1技2技3技4持ち物
ヘドロばくだん ギガドレイン しびれごな アンコール おうごんのみ
ステータス 実数値 努力レベル 個体値 調整先
HP 186 63 15
(F)
物理攻撃力 156 63 15
(F)
・レベル55のナッシーを「ヘドロばくだん」で超高確率で2発で倒せる。
・レベル50のフシギバナを「ヘドロばくだん」で超高確率で3発で倒せる。
物理防御力 116 63 15
(F)
・レベル55の「ふといホネ」を装備したガラガラの「じしん」を1発耐える。
特殊攻撃力 151 63 15
(F)
・レベル50のガラガラを「ギガドレイン」で超高確率で2発で倒せる。
・レベル50のスイクンを「ギガドレイン」で高確率で3発で倒せる。
特殊防御力 111
(〃)
・レベル54のスターミーの「サイコキネシス」を超高確率で1発耐える。
・レベル50のスイクンの「れいとうビーム」を高確率で2発耐える。
素早さ 121 63 15
(F)
・レベル52の65族(ブラッキー)に先制できる。
 2011年以降よりフシギバナの影に隠れがちな低レベル型。カビゴンでは先制できない格闘ポケモンやブラッキーに対して繰り出し、「しびれごな」で麻痺を仕込むのが仕事。ウツボットに対して受け出ししてきたゴーストポケモンやサンダー、エアームドなどにも麻痺を仕込むことができる。「アンコール」は格闘ポケモンの「ヨガのポーズ」や「のろい」、ブラッキーの変化技などに対して使用する。なお、ブラッキーの「くろいまなざし」は相手が「ポイントアップ」でPPを増やしていない場合は「アンコール」によって「くろいまなざし」→「バトンタッチ」対策にならないこともあるので注意したい。
 なお、レベル50で使われることが多いパルシェンとは同速なので、レベルを1あげて先制できるようにしても良い。また、レベル50のナッシーの「サイコキネシス」も確実に1発耐えるようにねなる。更にレベル52にすれば、バンギラスに先制できるようになり、レベル50のサンダーの「めざめるパワー氷」も超高確率で2発耐えられるようになる。

■ 主要な覚えられる技 〜取りうる選択肢を把握しよう!〜

(1)物理攻撃技

技名属性威力命中率PP効果
ヘドロばくだん90100%1030%の確率で相手を状態にする。
すてみタックルノーマル120100%15相手に与えたダメージの1/4の反動ダメージを受ける。
のしかかりノーマル85100%1530%の確率で相手を麻痺状態にする。
めざめるパワー100%15技を使用するポケモンの個体値の組み合わせによってタイプがノーマル以外、威力が31〜70のいずれかに変化する(詳細

(2)特殊攻撃技

技名属性威力命中率PP効果
ソーラービーム120100%101ターン間を置いて技を発動する。ただし、技が発動するか失敗するまではコマンド選択ができなくなる。なお、場の天候が快晴の場合は1ターン間を置かずに技を繰り出せる。また、場の天候が大雨の場合はダメージが半減する。
ギガドレイン60100%5相手に与えたダメージの1/2のHPを回復する。ただし、身代わり状態のポケモンには効かない。
はっぱカッター5595%25この技を使用するときのみ、急所ランクを+1する。

(3)変化技

技名属性命中率PP効果
▼ 自分が対象 ▼
こうごうせい-5最大HPの1/2の体力を回復する。場の天候によって回復量が変化し、快晴のときは2倍、大雨砂嵐のときは1/2倍になる。
つるぎのまいノーマル-30自分の物理攻撃力を2ランクアップ。
のろい???-10自分の素早さを1ランクダウン、物理攻撃力物理防御力をそれぞれ1ランクアップ。
みがわりノーマル-10自分の最大HPの1/4を消費して身代わりを作る。最大HPの1/4+1の現在HPがなければ技が失敗する。
リフレクターエスパー-205ターンの間、自分の場にリフレクターを貼る。自分の場が既にリフレクター状態のときは失敗する。
▼ 相手が対象 ▼
しびれごな75%30相手を麻痺状態にする。
ねむりごな75%15相手を眠り状態にする。
アンコールノーマル100%5相手が最後に繰り出した技をアンコール状態にする。
▼ 双方が対象 ▼
にほんばれ-55ターンの間、場の天候を快晴にする。