このルールで参戦権を得ているポケモンの中でユンゲラー、ギャロップ、ストライクらと並んでNo.3の
素早さを誇るエレブー。
「ニンテンドウカップ'99」で大人気のヤドランを2発で倒せるポケモンは「10まんボルト」を覚えたエレブーとライチュウ、
そして、急所に当たりやすい「はっぱカッター」を覚えるウツボット、「かみなり」を覚えたゴースト、バリヤードとなり、
その枠組みのポケモンの中でも同じ属性のライチュウよりも素早く、毒ポケモンに有効な「サイコキネシス」を覚えるため、
トランセル種市監修の「ポケモンスタジアム2 勝てる戦略完全攻略本」に掲載されてる全国の期待ランキングNo.1であった。
ポケモン名 |
HP |
物理攻撃力 |
物理防御力 |
素早さ |
特殊攻撃力 |
特殊防御力 |
合計 |
エレブー |
65 |
83 |
57 |
105 |
85 |
85 |
480 |
ライチュウ |
60 |
90 |
55 |
100 |
90 |
90 |
485 |
電気ポケモンの最終進化系の中で「ニンテンドウカップ'99」の参戦資格を持っているのはライチュウとエレブーのみであり、
合計種族値ではライチュウにやや劣るものの、リザードンやドククラゲに対して確実に先制できるところが非常に頼もしい。
ただし、「なみのり」ライチュウの得意なサイドンは「サイコキネシス」で4〜5発かかり、「じしん」は1発も耐えられない。
電気ポケモンにどちらを選ぶか好みが分かれるが、全国大会第3位の永井章博君のように電気ダブル採用で使い分けも面白い。
のしかかり型
技1 |
技2 |
技3 |
技4 |
10まんボルト |
サイコキネシス |
のしかかり すてみタックル メガトンキック |
みがわり でんじは |
エレブーミラーを想定した全国大会第4位の野並萌さんのエレブー。「ニンテンドウカップ'99」は「ポケモンスタジアム2」を用いた公式大会なので「でんじは」が身代わりを貫通しない。エレブー同速ミラーは読み合いとなるが「みがわり」を残して身代わりを82.05%で破壊でき、身代わりが貼られていなければ、30%の確率で麻痺させることができる「のしかかり」が一番有利を取りやすい。なお、「のしかかり」を「すてみタックル」や「ちきゅうなげ」に変更するとエレブーの身代わりを確実に1発で壊せる。また、「メガトンキック」を採用すれば、エレブーとライチュウを確実に3発で倒せるが命中率は75%とやや不安定。ちなみに「サイコキネシス」ではエレブーの身代わりを1発で破壊することができない。
カウンター型
技1 |
技2 |
技3 |
技4 |
10まんボルト |
サイコキネシス |
カウンター |
みがわり |
ペルシアンの「きりさく」やピクシーの「のしかかり」などを倍返しにできる「カウンター」を搭載したエレブー。相手に「みがわり」で盾を作られるとパフォーマンスは落ちるが、ポケモン第一世代では自分の繰り出した身代わりが受けたダメージでも「カウンター」や「がまん」の対象となる。「のしかかり」ではペルシアンを麻痺させることはできないので、ペルシアンにとってはこちらの構成の方が厄介となる。