ナッシー

last up date : 2017/05/27(Sat)

■ 基礎データ(全国図鑑No.103)

ナッシー ステータス 種族値 グラフ
HP 95
物理攻撃力 95
物理防御力 85
素早さ 55
タイプ 特殊攻撃力 125
草・エスパー 特殊防御力
急所発生率
(GB&ポケモンスタジアム)
急所発生率
(ポケモンスタジアム2)
進化
10.5% 12.8% 1進化前: タマタマ (「リーフのいし」)

タイプ相性

ダメージ倍率対象となるタイプ
×4
×2飛行・毒・炎・氷
×1/2格闘・地面・水・草・電気・エスパー
×1/4-
×0ゴースト

特徴解説

弱点の少なさと高い素早さで人気のある電気、エスパーに対する耐性と準伝説ポケモンを超える特殊耐久力が自慢のナッシー。
続編の第二世代と比べて弱点は少なく、効果抜群の攻撃技も追加効果の強力な「ふぶき」と「だいもんじ」しか怖くはない。
「かげぶんしん」を積まれて、攻撃が当たらないと弱点が少なく厄介なサンダースやフーディンに対して有利に立ち回れる。

「あくまのキッス」と同じ命中率75%で相手を眠らせる「ねむりごな」や自主退場のできる「だいばくはつ」も覚えられるが、
「かげぶんしん」と回復技で粘る電気、エスパーポケモンと闘わせる場合は、PP戦や技のハズレを考えると相性は良くなく、
「しびれごな」の方がナッシー自身や味方のラプラスなどの遅さをカバーしつつ、最大PP48で長期戦についても強くなれる。

なお、第1回ポケモンリーグ任天堂公式トーナメント当時のコロシアム対戦環境の象徴的存在のルージュラが最大の天敵で、
特にラプラスなどの「ふぶき」を覚える電気弱点のポケモンをカバーする電気対策としてナッシーを安易に受け出しすると、
ナッシーへの交代に合わせてルージュラを受け出しされて「あくまのキッス」で先に展開される恐れがあるので過信は禁物。
不利対面のカバーより、お互い有利とも不利とも呼べず、退くに退けない電気やエスパーポケモンミラーで受け出すと強い。

■ 構成サンプル

低レベル型 (Lv.50)

技1 技2 技3 技4
サイコキネシス しびれごな
どくどく
ねむりごな
かげぶんしん
やどりぎのタネ
だいばくはつ
ねむる
ステータス 実数値 努力レベル 個体値 調整先
HP 201 63 15
(F)
・レベル50の「ちきゅうなげ」「ナイトヘッド」を4発耐える。
物理攻撃力 146 63 15
(F)
・レベル55のフーディンを「だいばくはつ」で1発で倒せる。
・レベル50のサンダースを「だいばくはつ」で高乱数で1発で倒せる。
・レベル50のラッキーを「だいばくはつ」で61.54%の確率で1発で倒せる。
物理防御力 136 63 15
(F)
素早さ 106 63 15
(F)
・レベル52の50族(ラッキー)に先制できる。
・レベル55の45族(ゴローニャ)に先制できる。
特殊攻撃力 176 63 15
(F)
・レベル55のケンタロスを「サイコキネシス」で3発で倒せる。
・レベル50のサンダースを「サイコキネシス」で3発で倒せる。
特殊防御力
(〃)
・レベル55のファイヤーの「だいもんじ」を1発耐える。
・レベル52のスターミーの「ふぶき」を2発耐える。
・レベル50のゴローニャの「だいもんじ」を3発耐える。
 低レベル型のナッシー。続編の第二世代と比べて第一世代のナッシーは明確な受けの役割があり、「ねむりごな」→「だいばくはつ」よりも「しびれごな」→「ねむる」の方が当サイト主催の「ヒストリアカップ2017*3rd TRIAL!!!」では定着していった。ナッシーミラーを意識するなら眠りの持続ターンの間に相手のPPを節約してしまう「ねむりごな」よりも同じPPで相手の攻撃技をかわせる「かげぶんしん」を持たせた方が良い。

中レベル型 (Lv.52)

技1 技2 技3 技4
サイコキネシス ソーラービーム
しびれごな
どくどく
ねむりごな
かげぶんしん
やどりぎのタネ
だいばくはつ
ねむる
ステータス 実数値 努力レベル 個体値 調整先
HP 209 63 15
(F)
物理攻撃力 152 63 15
(F)
・レベル52のサンダースを「だいばくはつ」で1発で倒せる。
・レベル50のラッキーを「だいばくはつ」で1発で倒せる。
・レベル55のケンタロスを「サイコキネシス」→「だいばくはつ」で倒せる。
物理防御力 141 63 15
(F)
・レベル51のカビゴンの「じばく」を1発耐える。
素早さ 110 63 15
(F)
・レベル54の50族(ラッキー)に先制できる。
特殊攻撃力 183 63 15
(F)
・レベル50のスターミーを「ソーラービーム」で1発で倒せる。
・レベル53のサンダースを「サイコキネシス」で超高確率で3発で倒せる。
特殊防御力
(〃)
・レベル55のスターミーの「ふぶき」を高乱数で2発耐える。
 ケンタロスの「ふぶき」で凍りや急所をもらわない限り、相打ちにできる中レベルの「だいばくはつ」搭載ナッシー。副産物としてレベル50のラッキーも「だいばくはつ」で確実に1発で倒せる。なお、レベルを更に一つ上げれば、レベル50のラプラスに先制できるようになり、レベル55のスターミーの「ふぶき」も超高確率で2発耐えられるようになる。

高レベル型 (Lv.55)

技1 技2 技3 技4
サイコキネシス ソーラービーム
しびれごな
どくどく
ねむりごな
やどりぎのタネ
かげぶんしん
だいばくはつ
ねむる
ステータス 実数値 努力レベル 個体値 調整先
HP 220 63 15
(F)
物理攻撃力 160 63 15
(F)
・レベル50のスターミーを「だいばくはつ」で高乱数で1発で倒せる。
物理防御力 149 63 15
(F)
・レベル52のサンダーの「ドリルくちばし」を超高確率で2発耐える。
・レベル55のケンタロスの「ふぶき」→「はかいこうせん」を耐える。
素早さ 116 63 15
(F)
・レベル50の65族(シャワーズ・ブースター)と同速。
・レベル52の60族(ラプラス)に先制できる。
特殊攻撃力 193 63 15
(F)
・レベル54のスターミーを「ソーラービーム」で超高確率で1発で倒せる。
・レベル50のケンタロスを「サイコキネシス」で超高確率で2発で倒せる。
・レベル50のマルマインを「サイコキネシス」で超高確率で2発で倒せる。

・レベル55のスターミーを「メガドレイン」で3発で倒せる。
・レベル55のサンダースを「サイコキネシス」で超高確率で3発で倒せる。
特殊防御力
(〃)
 「しびれごな」→「ねむる」ではなく「ねむりごな」→「だいばくはつ」の採用でも十分、マルマイン、サンダースに対してかなり脅威となる高レベルナッシー。ケンタロスに対しても強くなるが、「ふぶき」の3割の追加効果で凍ってしまうと負けてしまうので極力交戦は避けたい。「ふぶき」の追加効果の発生率が1割となる『コロシアム2』や『ポケモンスタジアム』シリーズなら十分な活躍が期待できそう。

■ 主要な覚えられる技 〜取りうる選択肢を把握しよう!〜

(1)物理攻撃技

技名属性威力命中率PP効果
だいばくはつノーマル170100%5100%の確率で自分が瀕死状態になる。また、この技を選択したターンのみ、このポケモンの攻撃対象となるポケモンの物理防御力を半分にして計算する。

(2)特殊攻撃技

技名属性威力命中率PP効果
ソーラービーム120100%101ターン目に溜めターンが生じ、2ターン目にダメージを与える。
ゆめくいエスパー100100%15相手が眠り状態のときのみ有効。相手に与えたダメージの1/2のHPを回復する。
サイコキネシスエスパー90100%1033%の確率で相手の特殊能力特殊攻撃力特殊防御力を1ランクダウン。
メガドレイン40100%10相手に与えたダメージの1/2のHPを回復する。

(3)変化技

技名属性命中率PP効果
▼ 自分が対象 ▼
ねむるエスパー-10自分の体力と麻痺火傷状態を全回復し、2ターンの間眠り状態になる。ただし、麻痺火傷によるステータスの変化を回復することはできない(※「ポケモンスタジアム2」では麻痺火傷によるステータスの変化も回復できる)(※GB同士の通信対戦では最大HPと現在HPの差が255か511のときは技が失敗する)
かげぶんしんノーマル-15自分の回避率を1ランクアップ。
みがわりノーマル-10自分の最大HPの1/4を消費して自分の身代わりを作る。
リフレクターエスパー-20自分をリフレクター状態にする。
▼ 相手が対象 ▼
どくどく85%10100%の確率で相手を猛毒状態にする。毒ポケモンには無効。
しびれごな75%30相手を麻痺状態にする。
ねむりごな75%15相手を眠り状態にする。
やどりぎのタネ90%10相手を宿木の種状態にする。草ポケモンには無効。
ものまねノーマル100%10相手の技の中からランダムでひとつコピーする。コピーした技を使えるのは戦闘中のみ。なお、コピーした技の現在PPは「ものまね」のものをそのまま引き継ぐ。