ゲンガー分析
last up date : 2010/08/21(Sat)
■ 基本データ
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[種族値] | [タイプ相性] |
HP | 60 | | タイプ | ゴ・毒 |
攻撃 | 65 | 4倍 | - |
防御 | 60 | 2倍 | 地・エ・悪 |
特攻 | 130 | 1/2倍 | 草 |
特防 | 75 | 1/4倍 | 毒・虫 |
素早さ | 110 | 0倍 | ノ・格 |
[特性]
ふゆう |
地面属性の攻撃を無効化する。「まきびし」や「どくびし」も効かない。 |
★ 特徴解説
赤緑の時代からDPt・HGSSの時代まで不動の人気を誇っている、ゴースト属性のポケモンの代名詞、ゲンガー。
赤緑青ピカチュウ時代までは最速で催眠技の「さいみんじゅつ」をかけられるポケモンとして怖れられており、
(※ダイヤモンド・パール版現在では遺伝で「さいみんじゅつ」を覚えるようになったクロバットが最速となりました。)
GB版のゴースト使いの赤緑青の四天王キクコ、金銀クリスタルのジムリーダーマツバに苦戦した人も多いだろう。
GB版では「ポケモンスタジアム」などで眠り技の弱体化が進められ、金銀時代にはかなり肩身が狭くなるが、
ルビーサファイア版で「ふゆう」特性が付き、地面属性の弱点がなくなり、ノーマル、格闘、地面を無効化でき、
金銀クリスタルの時代以上にカビゴンやヘラクロス、グライガーなどに対して強くなって出せる場面が増えたほか、
ダイヤモンド・パール版の「さいみんじゅつ」の命中率アップと「シャドーボール」が特殊攻撃技になったこと、
「きあいだま」を覚えたことで、赤緑青ピカチュウの通信対戦時代のゲンガーの強さを徐々に取り戻してきている。
プラチナ版の対戦では「さいみんじゅつ」の命中率低下、眠りの消費ターンが少なくなり、やや使いづらくなった。
■ オススメ技
★ 物理攻撃技
技名(威力順) | タイプ | 威力 | 命中率 | PP | 効果 |
だいばくはつ | ノーマル | 250 | 100% | 5 | この技を使用したポケモンは瀕死状態になる(詳細) |
カウンター | 格闘 | ※ | 100% | 20 | コマンドを選択したターンに受けた物理攻撃ダメージを倍返しにする(詳細) 【優先度 -4】 |
★ 特殊攻撃技
技名(威力順) | タイプ | 威力 | 命中率 | PP | 効果 |
ヘドロばくだん | 毒 | 90 | 100% | 10 | 30%の確率で相手を毒状態にする。 |
シャドーボール | ゴースト | 80 | 100% | 15 | 20%の確率で相手の特殊防御力を1ランクダウン。 |
かみなり | 電気 | 120 | 70% | 10 | 30%の確率で相手を麻痺状態にする。相手が「そらをとぶ」「とびはねる」中のときにダメージが2倍になる。天候が大雨のとき、必ず攻撃が命中する。天候が快晴のとき、命中率が50%になる。 |
きあいだま | 格闘 | 120 | 70% | 5 | 10%の確率で相手の特殊防御力を1ランクダウン。 |
10まんボルト | 電気 | 95 | 100% | 15 | 10%の確率で相手を麻痺状態にする。 |
サイコキネシス | エスパー | 90 | 100% | 10 | 10%の確率で相手の特殊防御力を1ランクダウン。 |
エナジーボール | 草 | 80 | 100% | 10 | 10%の確率で相手の特殊防御力を1ランクダウン。 |
こごえるかぜ | 氷 | 55 | 95% | 15 | 相手の素早さを1ランクダウン。 |
★ 変化技
技名 | タイプ | 命中率 | PP | 効果 |
さいみんじゅつ | エスパー | 70% | 20 | 相手を眠り状態にする。 |
おにび | 炎 | 75% | 15 | 相手を火傷状態にする。炎属性、「もらいび」特性には無効。 |
あやしいひかり | ゴースト | 100% | 10 | 相手を混乱状態にする。 |
かなしばり | ノーマル | 80% | 20 | 行動制限技(詳細) |
■ カスタムサンプル
● No.01: みがわり / さいみんじゅつ / 10まんボルト / シャドーボール @ くろいヘドロ
能力 |
HP(H) |
攻撃(A) |
防御(B) |
特攻(C) |
特防(D) |
素早さ(S) |
実数値 |
155 |
- |
93 |
150 |
95 |
178 |
努力値 |
156 |
0 |
100 |
0 |
0 |
252 |
「ポケモンバトルレボリューション」でおなじみの「さいみんじゅつ」ゲンガー。サンプルの性格は臆病。
素早さは「さいみんじゅつ」と言う技を活かせ、ラティアスやラティオスと同速対決も意識しての最速。
物理耐久力を陽気(攻撃力補正なし)ガブリアスの「げきりん」を高乱数で1発耐えるようにして、
「こだわりスカーフ」を持たせたガブリアスに対しても「さいみんじゅつ」を使える機会を与える。
「さいみんじゅつ」で眠らせたあと「みがわり」を貼ることで次に出てくるポケモンとも戦いやすくなり、
「みがわり」でサンダーの「でんじは」もかわせれば「さいみんじゅつ」を2回使うチャンスが得られる。
● No.02: みちづれ / きあいだま / めざめるパワー氷 / シャドーボール @ いのちのたま
能力 |
HP(H) |
攻撃(A) |
防御(B) |
特攻(C) |
特防(D) |
素早さ(S) |
実数値 |
136 |
- |
80 |
182 |
95 |
178 |
努力値 |
6 |
0 |
0 |
252 |
0 |
252 |
「さいみんじゅつ」を持たないPt・HGSS版対戦向けのゲンガー。サンプルの性格、努力値配分はNo.1と同じ。
「いのちのたま」を持たせることで、臆病(攻撃力補正なし)ラティオスの「りゅうせいぐん」を砂嵐状態で、
1.5発耐えに設定した特殊耐久力のバンギラスを「きあいだま」で確実に1発で落とすことができるほか、
耐久調整をしていないラティオスを「シャドーボール」で1発、特殊防御力の調整をしていないロトムを1発など、
その他のゲンガーと比べて、相手のポケモンを倒すまでの必要攻撃回数がかなり変わってくるのがポイント。
サンダーと同等の特殊攻撃力種族値から繰り出される「いのちのたま」込みの「めざめるパワー氷」は、
臆病(攻撃力補正なし)ライコウの「めざめるパワー氷」耐えのガブリアスも確実に1発で落とすことができる。
バンギラス、フォルムチェンジロトム、ボーマンダ、ガブリアスなどを先制で1発で倒せるのが強みだが、
「こだわりスカーフ」で先制をとられたり、「きあいのタスキ」で攻撃を耐えられて反撃されてまうと弱い。
バンギラス同士の「けたぐり」読みなどで繰り出して相手の持ち物をうまく見極めながら使いまわしたいところ。
ちなみに特殊攻撃力は170もあれば十分だが、余りで何かを耐えるわけではなかったので特殊攻撃力に回した。