ニンテンドウカップ1997

last up date : 2009/08/03(Mon)

■ ルール詳細

  • エントリーできるポケモンは149種類(ミュウツー・ミュウの禁止)
  • 6匹のポケモンをエントリー
  • 6匹のポケモンからバトルで使う3匹を選ぶ
  • ポケモンのレベルは50〜55。
  • 3匹のレベルの合計は155以下。
  • 同じ種類のポケモンを使ってはならない。
  • 2匹以上眠らない、凍らせられない
  • 手持ち最後のポケモンでの「じばく」「だいばくはつ」で相手を倒しても反則負けになります
  • ウラワザを使って育てたポケモンは使用禁止。

  • ■ スタジアム攻略のコツ

    「第1回ポケモンリーグ 任天堂公式トーナメント」はスーパーゲームボーイの通信対戦で行われた。

      「ニンテンドウカップ'97」は「64マリオスタジアム」の対戦コーナーでもおなじみだった最初の公式ルール。
      「ポケモンスタジアム」が発売されていなかった当時はスーパーゲームボーイでの通信対戦で試合が行われた。
      後の「ポケモンスタジアム」「ポケモンスタジアム2」とは以下の点で技の仕様が異なるので注意しよう。

      「ポケモンスタジアム」と異なる点
        変更技 赤緑青ピカチュウ ポケモンスタジアム
        ふぶき追加効果:30%の確率で凍り追加効果:10%の確率で凍り

      「ポケモンスタジアム2」と異なる点
        変更技 赤緑青ピカチュウ ポケモンスタジアム2
        スピードスター-必ず当たるようになった。
        はかいこうせん相手を一撃で倒しても反動無し。技自体を使ったら(技がはずれても)必ず反動あり。
        はかいこうせん「みがわり」人形にダメージを与えても反動が無い。「みがわり」人形にダメージを与えても必ず反動がある。
        みがわり-分身を出している間は状態異常やHPを吸い取る技が無効となる。
        回避率回避率ランク+3でほとんど当たらない前作より1回分の回避率上昇分が下がる

      「ポケモンスタジアム」や「ポケモンスタジアム2」で弱体化された技は、第1回の公式大会でかなり強かった技である。
      威力120、命中率90%、30%の確率で氷属性以外のポケモンを凍り(ほぼ瀕死状態)にできる「ふぶき」をはじめ、
      3回積めば、ほとんどの攻撃をかわせる「かげぶんしん」は赤緑青ピカチュウの対戦での長期戦をしはじばもたらした。

      「ふぶき」の対策は凍らない氷属性のポケモンで相手をするのが基本であり、多彩な技を覚えるラプラスが人気を博した。
      「かげぶんしん」の対策は「かげぶんしん」を積まれる前に「どくどく」を仕込んで猛毒で体力を削るのが基本であるが、
      体力回復技として「ねむる」を使われて、体力が回復して、更に猛毒がなおってしまうとなかなか倒すことができない。
      こちらも「ねむる」と「かげぶんしん」を持ってないと長期戦で不利になるので「かげぶんしん」対策のポケモンは、
      更に徹底するのなら、こちらも「どくどく」と「かげぶんしん」と「ねむる」を持たせておいた方が良いだろう。

    素早いポケモン、特殊の高いポケモンが強い

      攻撃力や防御力、素早さなどのステータスの重要性に関しては「ポケモン対戦講座」でも扱いましたが、
      赤緑青ピカチュウの対戦では、素早さと特殊の2つの能力が高いポケモンが対戦で活躍する傾向にあります。

      素早さが速いと得すること
      • 素早さの種族値の高いポケモンほど急所に命中させやすい
        通常技の急所率は素早さの種族値×1/2÷256。急所技の急所率は素早さの種族値×4÷256。
        ちなみに急所率が100%を超える数字が出る場合は全て100%ということになります。

      • 相手よりも素早ければ素早いほど「じわれ」「つのドリル」「ハサミギロチン」が命中しやすくなる
        急所とは異なり、「こうそくいどう」や「でんじは」で素早さをあげれば命中率を更にあげられる。
        また、自分より素早いポケモンには絶対に命中しない。
      • 攻撃技がはずれないかぎり、催眠技や「まきつく」などの2〜5ターンの間、相手を締め付ける状態にする。で相手の動きを封じ続けられる

      特殊が高いと得すること
      • 自分の特殊をランクアップさせるだけで特殊攻撃力と特殊防御力の2つの能力が上がる
      • 相手の特殊をランクダウンさせるだけで特殊攻撃力と特殊防御力の2つの能力を落とせる
        自分の特殊を2ランクアップさせる「ドわすれ」、
        相手の特殊を30%の確率で1ランクダウンさせる「サイコキネシス」が強力です。

      電気やエスパータイプのポケモンはこの両方の能力に恵まれており、更にタイプの弱点も少ないので人気がある。

    ■ 管理人の主観ランク (last up date : 2013/07/21)

      管理人のゴールドの主観的な「ニンテンドウカップ'97」のポケモン評価ランキングです。
      対象のポケモンは「ポケモン個別分析」で取り扱ってる全51匹&これから着手するかもしれない13匹の合計64匹です。
      それ以外のポケモンは僕には使いこなす自信がありません(^^;

    SSS 〜 環境の中心 〜

    SS 〜 ケンタロスと戦えて、かつ止めづらい 〜

    S 〜ケンタロスと戦える〜

    A

    B

    C


    ■ 素早さランキング(最終進化系限定+@ ver.)

    種族値 Lv.50 Lv.51 Lv.52 Lv.53 Lv.54 Lv.55 ポケモン
    140 191195198202206210マルマイン
    130 181185188192195199サンダース / プテラ
    120 171174178181184188ダグトリオ / フーディン
    115 166169172176179182ペルシアン / スターミー
    110 161164167170174177ゲンガー / ケンタロス
    105 156159162165168171ギャロップ / ストライク / エレブー
    100 151154157160163166リザードン / オニドリル / ライチュウ / キュウコン / ドククラゲ / ドードリオ / サンダー
    97 148151154157159162ラッタ
    95 146149152154157160オコリザル / ウインディ / ルージュラ
    93 144147150152155158ブーバー
    91 142145148150153156ピジョット
    90 141144146149152155ピカチュウ / モルフォン / ニョロゾ / ガルーラ / バリヤード / ファイヤー
    87 138141143146149151サワムラー
    種族値 Lv.50 Lv.51 Lv.52 Lv.53 Lv.54 Lv.55 ポケモン
    85 136139141144147149ニドキング / ゴルダック / カイロス / フリーザー
    81 132135137140142145ギャラドス
    80 131134136139141144フシギバナ / アーボック / カブトプス / カイリュー
    78 129131134136139141カメックス
    76 127129132134137139ニドクイン / エビワラー
    75 126128131133136138スピアー / キングラー
    70 121123126128130133バタフリー / ニョロボン / ウツボット / レアコイル / ジュゴン / パルシェン / イワーク / ハクリュー
    68 119121124126128130アズマオウ
    67 118120123125127129スリーパー
    65 116118120123125127サンドパン / シャワーズ / ブースター
    種族値 Lv.50 Lv.51 Lv.52 Lv.53 Lv.54 Lv.55 ポケモン
    60 111113115117120122ピクシー / カモネギ / マタドガス / モンジャラ / ラプラス
    55 106108110112114116カイリキー / ナッシー / オムスター
    51 102104106108110112サナギラス
    50 101103105107109111ラフレシア / ベトベトン / ラッキー
    48 99101103105107108メタモン
    45 9698100101103105プクリン / ゴローニャ / ガラガラ
    40 9193949698100サイドン / ポリゴン
    35 868889919394ヌオー / サニーゴ
    33 848687899092ソーナンス
    30 818384868789パラセクト / ヤドラン / ベロリンガ / カビゴン

    ■ サンプルパーティ

      ケンタロス Lv.55
    ふぶき
    じしん
    10まんボルト
    はかいこうせん
      サンダース Lv.50
    ねむる
    かげぶんしん
    ミサイルばり
    10まんボルト
      サンダース Lv.55
    10まんボルト
    かみなり
    ミサイルばり
    かげぶんしん
      フーディン Lv.55
    サイコキネシス
    リフレクター
    どくどく
    じこさいせい
      ナッシー  Lv.50
    ねむりごな
    だいばくはつ
    メガドレイン
    サイコキネシス
      フリーザー Lv.55
    ふぶき
    どくどく
    かげぶんしん
    ねむる

      ニンテンドウカップ1997 パーティ

      ポケモンブームの絶頂期である1997年に開催された一番最初の「ポケモンリーグ 任天堂公式トーナメント」ルール。
      赤緑青版の実機対戦でトーナメントが行われ、「ふぶき」「かげぶんしん」の仕様が異常なまでに強かった時代です。
      (※このパーティの紹介では当時の実機対戦の仕様で考えています。「ポケモンスタジアム」の仕様は考えてません。)

    • ケンタロス
      「ニンテンドウカップ1997」最強のポケモン。弱点の少なさと素早さ、強力な「はかいこうせん」が最大の武器。
      「ふぶき」はケンタロス同士の対戦で「のしかかり」よりダメージが劣るが、30%の凍りの追加効果が期待できる。
      ちなみに赤緑の対戦ではノーマルポケモンに対して「のしかかり」を何度繰り出しても追加効果で麻痺にはならない。
      「10まんボルト」は対パルシェン、ヤドラン専用。「ポケモンスタジアム」で使うなら「のしかかり」でも構わない。

    • サンダース
      「ふぶき」で30%の確率で凍り(≒瀕死)になることを意識して、受けのラッキーよりも潰しのサンダースを選択した。
      「ねむる」と「かげぶんしん」は「かげぶんしん」サンダースやラッキーとのミラーで確実に勝つために持たせています。

    • ラプラス
      GB版では30%の確率で凍り(≒瀕死)状態にできる氷属性最強の大技「ふぶき」の使い手として人気があった。
      このルールでは氷属性No.1の特殊(攻撃力)を持ったフリーザーが参戦できるので彼の対策として使うことが多い。
      「かげぶんしん」と「ねむる」は対フリーザー用。「どくどく」なども考えたが、ラッキーは「ふぶき」で凍らせよう。

    • マルマイン
      スターミーやラプラスにプレッシャーをかけつつ、電気属性の苦手な相手を「だいばくはつ」で共倒れにする。
      共倒れにできなければケンタロスに掃除してもらうようにしてサンダースを動かしやすくするのが彼の役割である。
      マルマイン、サンダースにそれぞれナッシー&ゴローニャで攻めてこられそうな場合はラプラス中心で攻める作戦。

    • ナッシー
      ゴローニャ対策のポケモン。「かげぶんしん」が怖いが、稀に電気属性のポケモンなどを対策させることもある。

    • ゴローニャ
      サンダース、マルマイン、サンダーを黙らせるポケモン。岩属性が付いているのでフリーザーも迂闊に近寄れない。
      ダグトリオを使わない理由としては低レベルだと55ケンタロスの先手の「はかいこうせん」で一撃になるからです。
      ケンタロスは交代でどうにかできるポケモンではないので6匹のポケモンが全てケンタロスに対抗できた方が良い。
      また、ラッキーに対して繰り出してくるケンタロスの「はかいこうせん」を読んでゴローニャを出すことも稀にある。