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全国大会・地方大会

last up date : 2007/03/24(Sat)

■ はじめに

このページは、ゆっち(執筆当時は「ユキ」)さんのプロデュースによる、
ポケモン対戦史上における主な出来事をまとめた考察付きの資料集です。
なお、内容は全国的な事項(地方、全国大会、TV放映 etc.)が中心ですので、
ネット系の人には…

    「この時はこっちの戦法の方が強かったんだ!」

    「僕の方が先にこのポケモンを使ってたんだ」
… なんて言いたくなるようなもどかしい表現もあるかもしれませんが、それは御了承願います(^-^;
あれ、2002年以降のポケモン対戦史 はないの・・・?
    POKeMON Battle Victoryroad」では、GBA版以降の情報は取り扱っていないので掲載していません。
    (ちなみに2002年は「ポケモンリーグ」などのGB版ポケモンに関連するイベントは開催されませんでした。)

    ☆ こんなページを発見! ☆
    • Poke ASTRAY さん
      GBA版以降の対戦史(※非公式大会の情報も含む)はERRORさんのサイトでもまとめているよ。

また、このページに載っていない事項で何か詳しい情報、訂正点がありましたら、
その年月日も添えて、管理人のゴールドまでメールにて御連絡下さい。

■ 1996 - ポケモン対戦史

2月27日「ポケットモンスター赤・緑」同時発売。『収集』『交換』『育成』『対戦』の4要素を含んだ史上初のゲームソフトである。価格各3900円。
4月某日「151匹目のポケモンを見つけたのですが・・・」嘘か誠か、出所すら分からない。この一言がブームのきっかけとなる。任天堂への問い合わせが殺到する。
4月15日月刊コロコロコミック5月号誌上で151匹目のポケモン、ミュウの存在を公式発表と同時にプレゼントを実施。限定20名の枠に78000通の応募があった。
7月15日月刊コロコロコミック8月号誌上で2回目のミュウのプレゼントを実施。今回は限定100名の枠に80000通の応募が寄せられる。
10月15日新バージョン「ポケットモンスター青」をコロコロコミックと小学館学年別学習雑誌で12月27日までの期間限定の通信販売を実施。30万本程度という関係者の予想を倍以上も上回る60万本以上の注文が殺到し、発送がかなり遅れる。価格3000円。

1996年 - 対戦史 の考察

      まだ完全なルールが出来上がっていない混沌とした時代である。 対戦はとりあえずシナリオクリアに使ったフシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメの進化系を中心に 捕獲に手間取り能力も高い伝説の鳥ポケモンやカビゴン、そしてゲームのラスボスともいえるミュウツーがバトルの中心であった。レベルもまだ中途半端で育成もお粗末としか言いようがない。

    「対戦といえばレベルの高い方が勝つ。」とは言うものの、まだLv.100もあまり見かけない時代であり、当時のトレーナーはひたすらLv.100を目指して育成に励んだものだった。 冒険と対戦のメンバーを混同していた人も少なくなく、疎らに対戦では役に立たない秘伝マシンの技も見られる。

    当時の戦術には、「『ふぶき』連発作戦」が挙げられる。 今と違い凍る確率は3割と高く何匹も凍らせることが出来たので、「ふぶき」の使えるポケモンの所持数がそのまま勝敗に影響したのだった。 そして「『さいみんじゅつ』作戦」、ゲンガーやパラセクトなどで相手のポケモン全てを眠り状態にするという、今から思えばとんでもない作戦もあった。

■ 1997 - ポケモン対戦史

5月某日任天堂がポケモンの公式大会「ポケモンリーグ全国大会」の開催を発表する。それに伴って公式ルール(俗称「97カップルール」)も同時に発表。
5月某日番組「64マリオスタジアム」で公式ルールを取り入れてのポケモン対戦コーナーを作る。この時の人気ポケモンは伝説の鳥ポケモン3体、イーブイ進化形3体、スターミー、フーディン、カビゴンなど。
6月19日番組「64マリオスタジアム」でTMCチームがルージュラを初使用。公式ルールで制限されても眠りはまだ有効だという事を全国に広める。
7月24日番組「64マリオスタジアム」でごきんじょーずチームがマルマインを、あっさり塩味チームがナッシーをそれぞれ番組初使用。マルマインはサンダースと直接対決で先制して突然「だいばくはつ」し、その全ポケモン中最高の素早さを披露。ナッシーは耐久力を備えたしぶとい新型エスパーとして注目される。
7月31日
 〜8月14日
全国4大都市(札幌、東京、大阪、福岡)にて初のポケモンバトル全国大会(全然全国ではないがタイトルはそうなっている)が行われ、そのときの模様が番組「64マリオスタジアム」で放映される。大阪大会でケンタロスがブラウン管初登場、その強さが全国に知れ渡る。
8月29日、30日幕張メッセにてポケモンリーグ東京大会が2部制で行われる。優勝はそれぞれ鈴木雄輔君、藤田美蘭さん。2人はそれぞれ全国大会に関東A1、A2代表として出場することになった。藤田美蘭さん曰く、「ポイントはケンタロス。」との事。
9月7日仙台勤労者職業福祉センターにてポケモンリーグ仙台大会が行われる。優勝は結城洋次郎君。
9月11日番組「64マリオスタジアム」で人間バリケードチームが「ちいさくなる」連発戦法を初披露。ラッキーで3体抜きの快挙を成し遂げる。
9月14日HABどんどんドーム内こまつドームにてポケモンリーグ石川大会が行われる。優勝は宮沢徹君。
9月15日スズヒデ金山ホールにてポケモンリーグ名古屋大会が行われる。優勝は山田高久君。同時にコロコロコミック10月号と別冊コロコロスペシャル11月号の合同企画で特殊なポケモン、波乗りピカチュウのプレゼントが行われる。限定20名。
9月18日番組「64マリオスタジアム」のポケモンバトルでケンタロスが初登場!その打撃攻撃の破壊力は全国のトレーナーに衝撃を与える。
9月21日四国新聞社大ホールにてポケモンリーグ高松大会が行われる。優勝は吉井博紀君。同時にニンテンドウ64を買うと「なみのりピカチュウ」が抽選で10000名に当たる「ポケモンがニンテンドウ64に登場!」キャンペーンが実施される。
9月28日静岡商工会議所会館大ホールにてポケモンリーグ静岡大会が行われる。優勝は北川恭教君。
10月10日熊本市流通情報会館展示場にてポケモンリーグ熊本大会が行われる。優勝は吉冨大成君。
10月11日三鷹ホールバンケットホールにてポケモンリーグ福岡大会が行われる。優勝は渕脇明裕君。
10月12日広島中小企業会館総合展示場にてポケモンリーグ広島大会が行われる。優勝は今井大介君。
10月15日コロコロコミック11月号と別冊コロコロスペシャル12月号の合同企画で特殊なポケモン第二弾、「そらをとぶピカチュウ」のプレゼントが行われる。限定20名。
10月25日RSKメディアコム中展示場にてポケモンリーグ岡山大会が行われる。優勝は岩政健次君。
10月26日電通関西支社12F大ホールにてポケモンリーグ大阪大会が行われる。優勝は西村峻君。
11月2日秋田テルサホールにてポケモンリーグ秋田大会が行われる。優勝は高橋潤君。
11月3日神奈川県産業会館第2展示場にてポケモンリーグ横浜大会が行われる。優勝は林泰宏君。
11月8日STVホールにてポケモンリーグ札幌大会が行われる。1〜3位までの人が諸事情により、繰り上げで4位の加藤和人君が全国大会に進出。
11月23日幕張メッセを舞台に「ニンテンドウスペースワールド97」内で初のポケモンリーグ全国大会が行われる。「かげぶんしん」の避け合戦を考慮し制限時間10分という緊急ルールを設けられた。15名の精鋭の中から勝ち抜き、見事優勝を獲得したのは北陸代表の宮沢徹君。決勝戦で使用したポケモンはマルマイン、ケンタロス、ルージュラの3体。同時に会場では幻のポケモン・ミュウが10万人にプレゼントされた。

1997年 - 対戦史 の考察

    まさに「ふぶき」「かげぶんしん」「ケンタロス」、三本柱の時代だったと言うべきだろう。 「ふぶき」は3割即死という驚異的な追加効果が1996年に引き続き有効であった。 たとえ特殊能力が低くとも覚えるポケモンには確実に覚えさせるというのが当たり前となる。

    続いて「かげぶんしん」である。元祖は人間バリケードチームの特殊攻撃にはそこそこ耐えるが 物理攻撃となると受けようのないラッキーをスターミーやフーディンといった特殊攻撃型のポケモンにぶつけて攻撃を耐えつつ「ちいさくなる」を連発し、その効果を持って物理型のポケモンをも打ち倒すという戦法であった。 結果的にこれはまともな攻撃技は自属性の技しかなく、属性的に苦手な相手にはなす術も無かったサンダース、フーディンといったポケモンの新たな戦術へと昇華するまでになった。

    最後にケンタロスの台等があった、これ程のポケモンの存在は全国ほとんどのポケモントレーナーにとってまさに盲点であったに違いない。 TVで登場するや圧倒的な注目を集め、全国大会には15名中13名が使用するという人気ぶり。文字通り「頭角を現した」のであった。

第1回ポケモンリーグ全国大会 結果

優勝宮沢徹(北陸)
準優勝吉井博紀(四国)
ベスト4鈴木雄輔(関東A1)、結城洋次郎(東北A)
ベスト8高橋潤(東北B)、藤田美蘭(関東A2)、吉冨大成(九州A)、渕脇明裕(九州B)
大会出場者加藤和人(北海道)、林泰宏(関東B)、山田高久(中部A)、北川恭教(中部B)、西村峻(関西)、今井大介(中国A)、岩政健次(中国B)

■ 1998 - ポケモン対戦史

1月18日番組「64マリオスタジアム」内で1997年に殿堂入りを果たした6チームによって、最強チームを決定しようという「ポケモンリーググランドチャンピオン決定戦」が行われる。全国大会さながらの好勝負の連続、結果は前評判も高く、番組史上でも最強に近いであろう人間バリケードチームが優勝した。
4月26日ポケモンカード公式大会日本一決定戦「リザードンメガバトル」内で関東の256名の選手によって任天堂ポケモンリーグ東京特別大会が行われる。ルールは「ニンテンドウカップ97」で、決勝戦はマルマインで試合の流れを完全に掴んだ松本宙之君が吉竹泰明君を寄せ付けずに優勝した。
6月15日月刊コロコロコミック7月号誌上にて、第2回ポケモンリーグの開催日程と公式ルールを発表。同時にポケモンをより強化する育成法、「努力値」の存在が明らかになる。
6月某日番組「64マリオスタジアム」が第2回の公式ルールが発表されたことに対応し、番組でも採用を決定する。
7月1日小学館の学年別学習雑誌8月号で「タマムシ大学博士試験」が行われ、その中の成績優秀者に抽選で20名に「りゅうのいかり」を覚えたコイキングがプレゼントされる。
7月19日、20日パシフィコ横浜で第2回ポケモンリーグ・関東大会が行われる。優勝は堀智之君、柳沢翔平君の両名。
7月26日ポートメッセなごやで第2回ポケモンリーグ・中部大会が行われる。優勝は堀達也君。
8月1日GBカセットとNINTENDO64をリンクさせる「GBパック」を同梱した対戦拡張システムソフト「ポケモンスタジアム」発売。
8月1日小学館の学年別学習雑誌9月号で4月号から始まった「ポケモンスタンプ・コンプリート」のシート全種類が揃う。そのシートの各号に付いていた応募券で会員証が貰え、その会員ナンバーが一致すると「ネコにこばん」を覚えたオニドリルとギャロップがプレゼントされた。
8月2日福岡国際センターで第2回ポケモンリーグ・九州大会が行われる。優勝は山内寛敬君。
8月16日アクセスサッポロで第2回ポケモンリーグ・北海道大会が行われる。優勝は山崎守君。
8月22日、23日国立京都国際会館で第2回ポケモンリーグ・関西大会が行われる。優勝は吉川慎二君、花本典重君の両名。
9月3日、10日第2回ポケモンリーグ全国大会が番組「64マリオスタジアム」のスタジオ内で行われる。全出場者がケンタロスを使用し、激しい攻め合いを展開した。優勝は決勝戦で見事堀達也君を破った花本典重君が獲得。使用したポケモンはケンタロス、スターミー、サンダースの3体。
9月12日映画公開を記念し、『ポケットモンスター赤、緑、青』をベースにリニューアルされた『ポケットモンスター ピカチュウ』が発売される。価格3000円。
11月12日番組「64マリオスタジアム」で第2回ポケモンリーグのルールを更に厳しいグループ分け制限を課した新ルールを発表、巷の話題となる。

1998年 - 対戦史 の考察

    バトルの中心機種ソフト「ポケモンスタジアム」に使用出来るポケモンは33体。 これはポケモンの選択の幅を狭め、勝つためには「定番」と呼ばれるメンバーでパーティーを組まざるを得なくなった。 しかも「ふぶき」の追加効果3割→1割の弱体化は水、氷タイプの需要を抑える事となり、代わりに低レベル戦では有効な素早いポケモンに人気が集中したのである。

    努力値の存在が発覚するやいなや、全国のトレーナー達はこぞって97年の全国大会出場者のステータスを遥かに凌ぐポケモンを育て上げた。 Lv.50のスターミーがゲームのLv.52のスターミーから先手を取るなどということも見られるようになったのである。 中でも彼らの育て上げたLv.55のケンタロスは別格であり、ほとんど1匹でゲームのトーナメントをクリアしてしまう強さであった。 時代の流れは恐ろしいものである。明らかになる努力値の秘密、深みを増す育成術。 「長く連れ添ったポケモンは強くなる」ポケモン発売当初から流れていた根拠のない噂、 しかし、最初に選んだヒトカゲのステータスは伝説のポケモンにも劣らなかったりと完全に嘘とは言い切れない・・・この疑問は「努力値」という事実によって証明されることになる。 「ポケモンは戦いの質ではなく、量で強くなる」このRPGの常識を覆すシステムはポケモントレーナーの育成に対する意識を高めたのであった。

第2回ポケモンリーグ全国大会 結果

優勝花本典重(関西B)
準優勝堀達也(中部)
第3位吉川慎二(関西A)
第4位柳沢翔平(関東B)
大会出場者山崎守(北海道)、堀智之(関東A)、山内寛敬(九州)

■ 1999 - ポケモン対戦史

2月某日番組「64マリオスタジアム」で番組史上最長の6連勝を重ねる富士見コラッタチームの「どくどく」戦法を「かげぶんしん」+「ねむる」で打ち消したレクチャーズが勝利する。
3月27日、28日TKUぷらざにて、春のポケモンリーグ熊本大会が行われる。優勝は伊佐坂成功君。
4月4日ATCホールにて、春のポケモンリーグ大阪大会が行われる。優勝は藤原淳君。
4月8日番組「64マリオスタジアム」がポケモンリーグ特別大会の開催を受け、番組で「ファンシーカップ」ルールを採用する。
4月11日東京流通センターにて、春のポケモンリーグ東京大会が行われる。優勝は吉竹泰明君。
4月15日各社ゲーム雑誌等で第3回ポケモンリーグ全国大会の開催と新ルールを発表。番組「64マリオスタジアム」でも5月から採用を決定。早くも有力ポケモンの名前が次々と挙がる。この時点での人気ポケモンはペルシアン、エレブー、ユンゲラーなど。
4月22日番組「64マリオスタジアム」でマスターズチームがミニリュウをエントリーさせ「りゅうのいかり」を使用。低レベル戦での高い信頼性を全国に知らしめる。
4月25日サンフェスタにて、春のポケモンリーグ仙台大会が行われる。
4月29日吹上ホールにて、春のポケモンリーグ名古屋大会が行われる。優勝は竹下健太君。
4月30日全てにおいて前作を大きく越える内容となったNINTENDO64ソフト「ポケモンスタジアム2」が発売される。価格5800円。
5月某日番組「64マリオスタジアム」で技マシンチームがヤドランのド忘れコンボを初披露。同じエスパータイプのユンゲラーを「サイコキネシス」2発で沈める。同時にヤドラン人気が急上昇する。
6月某日番組「64マリオスタジアム」で風林火山チームがバリヤードを使用し、能力のバランスと使いやすさを視聴者に知らしめる。これによりユンゲラー、ヤドラン、バリヤードでのエスパー3本柱が確立され、全国のトレーナーの意見が徹底的に分かれる。
6月下旬某日番組「64マリオスタジアム」でビッグバーンチームがライチュウで波乗りを使用する。そうして台等してきたライチュウは、エレブーと肩を並べる程の人気を集める。
7月某日テレビ東京のスタジオで「ポケモンリーグ全国大会、64マリオスタジアム番組代表」を決めるための予選会を開催。ベスト8まで決定しそのトーナメントを山本紫織さんが制して全国大会出場権を獲得。(その模様は何回かに分けて8月末までTV放送される。)
7月10日、11日ATCホールにて、ポケモンリーグ大阪大会が開催される。優勝はそれぞれ坂本篤君、森岡弘和君の両名。
7月18日西日本総合展示場にて、ポケモンリーグ福岡大会が開催される。優勝はイマムラユウタ君。(※漢字は本人の御要望により伏せさせて頂きます。)
7月25日鹿児島青少年会館にて、ポケモンリーグ鹿児島大会が開催される。優勝は福井秀和君。
7月27日南海放送本町会館にて、ポケモンリーグ愛媛大会が開催される。優勝は野並萌さん。
7月30日吹上ホールにて、ポケモンリーグ名古屋大会が開催される。優勝は石井達也君。
8月1日テルメ金沢にて、ポケモンリーグ石川大会が開催される。優勝は永井章博君。
8月3日、4日東京ビックサイトにて、ポケモンリーグ東京大会が開催される。優勝はそれぞれ青木幸文君、梶原靖仁君の両名。
8月8日サンロード青森にて、ポケモンリーグ青森大会が開催される。優勝は宮腰領太君。
8月10日アクセスサッポロにて、ポケモンリーグ札幌大会が開催される。優勝は小林祐輔君。
8月27日〜29日幕張メッセにて「ニンテンドウスペースワールド99」が開催され、5万人に幻のポケモン・ミュウがプレゼントされる。
8月29日「ニンテンドウスペースワールド99」内で第3回ポケモンリーグ全国大会が行われる。決勝戦は東京代表同士の対決となり、巧みなチェンジと奇抜な戦法を駆使した青木幸文君が優勝。決勝に使用したポケモンはリザードン、ニドキング、ペルシアンの3体。
11月21日多くのユーザーが待ち望んだポケモン期待の新作「ポケットモンスター金・銀」が発売される。

1999年 - 対戦史 の考察

    マンネリ化と言わざるをえなくなったポケモンバトルを変えたのは、「今までの大会で使用されたポケモン使用禁止」という斬新なルールであった。 これにより新鮮な気分でのバトルが展開されるようになった。

    とりあえず、ケンタロス→ペルシアン、サンダース・マルマイン→エレブー・ライチュウ、 スターミー・フーディン→ユンゲラー・ヤドラン・バリヤードといったところだろうか、 バトルをするうちに「『じしん』の使えるエスパー」「なみのりライチュウ」は 本家にも劣らない使いやすさであることが段々と発覚し、大会も大いに盛り上がりを見せた。 ポケモンバトルの奥深さを私たちに教えてくれた有意義な時代であった。

    「ポケモンスタジアム2」を使用しての初めての大会、ファンシーカップ。ここである重大な事件が起こる。 なんと「かげぶんしん」の効果が減退し、使い物にならなくなっていたのだ。もともとHPの低いポケモン達のバトルである。 回避率にこだわり続けた頭の固いトレーナーは大ダメージの技をかわせずに次々と敗退した。 その中で新たに人気を集めたのは「りゅうのいかり」「だいばくはつ」、この低いHPの戦いでは絶大なる効果を発揮した。

第3回ポケモンリーグ全国大会 結果

優勝青木幸文(東京)
準優勝梶原靖仁(東京)
第3位永井章博(石川)
第4位野並萌(愛媛)
大会出場者小林祐輔(北海道)、宮腰領太(青森)、石井達也(愛知)、坂本篤(大阪)、森岡弘和(大阪)、イマムラユウタ(福岡)、福井秀和(鹿児島)、山本紫織(番組代表)


■ 2000 - ポケモン対戦史

4月27日番組「64マリオスタジアム」で予選会を勝ち抜いた4人のトレーナーによる「ポケモン金銀バトル」決勝トーナメントが行われる……が決勝の松木和成VS斎藤幸広戦が「まもる」→「たべのこし」長期戦に突入。判定により引き分け後日再試合となる。
5月11日番組「64マリオスタジアム」4月27日の再試合が放送される。今回はお互いに攻撃仕様へと技を変更、堅実な戦法をとった斎藤幸広君が優勝した。
8月25日〜27日幕張メッセで行われた「ニンテンドウスペースワールド2000」内で東京近郊の優秀なトレーナー12人によって「ポケモンスタジアム金銀」を使ったEX(エキシビジョン)マッチが行われる。そしてこの時のルールと戦術が『ニンテンドウカップ2000』の基盤となる。同時に会場で幻のポケモン・セレビイが10万人に配布される。
11月3日品川インターシティーホールにてポケモンリーグ東京大会が行われる。優勝はスターミーの「ひかりのこな」で試合の流れを呼び込んだ須永健太君。
11月5日KHBロビースタジオにてポケモンリーグ宮城大会が行われる。優勝は試合序盤に相手のエース・カビゴンを速攻で倒した佐藤祐希君。
11月12日ギャラクシーホールにてポケモンリーグ大阪大会が行われる。優勝はケンタロスとスターミーで試合を掻き回しエースのカビゴンで決着をつけた内藤寿君。
11月19日高知中央郵便局4Fホールにてポケモンリーグ高知大会が行われる。優勝は技アリの「なみのりバンギラス」で奇襲に成功した尾崎正君。
11月23日松江テルサにてポケモンリーグ島根大会が行われる。優勝はミルタンクの「たべのこし」と「いやしのすず」で長期戦に持ち込みそれを制した安田正樹君。
11月26日MROホールにてポケモンリーグ石川大会が行われる。優勝はハッサムの「カウンター」と「きしかいせい」で試合を決めた木上学士君。
12月2日東京の某TVスタジオにてマリオスクール代表決定戦1日目が行われる。この日はベスト4まで決定した。
12月3日山形ビッグウイング大ホールにてポケモンリーグ山形大会が行われる。優勝はカビゴンの地震で粘り強く攻め続けた安孫子大輔君。(ただし全国大会に出場したのは繰り上げで準優勝の松田和也君)時を同じくして東京の某TVスタジオでマリオスクール代表決定戦2日目が行われる。優勝はカビゴン対決を制し一気にペースを掴んだ藤田龍明君。
12月10日TKUプラザにてポケモンリーグ熊本大会が行われる。優勝はハッサムの猛攻撃で3体抜きを達成した中村彰君。
12月14日携帯電話とゲームボーイを繋ぐモバイルアダプタに対応した新バージョン「ポケットモンスタークリスタル」と全てのバージョンに対応したポケモンスタジアムの新作「ポケモンスタジアム金銀」が同時発売される。価格はそれぞれ3800円、6800円。
12月17日STVホールにてポケモンリーグ北海道大会が行われる。優勝はナッシーの「せんせいのツメ」+「だいばくはつ」で完全にペースを掴み取った熊谷優人君。
12月23日ナディアパーク(デザインホール)にてポケモンリーグ愛知大会が行われる。優勝はバンギラスの強烈な力技でサンダース、エーフィを押し切った伴野晴彦君。

2000年 - 対戦史 の考察

    これまでのバトルは戦略が一定であり、確実に勝つための戦法を行使するあまりマンネリ化し、やたらと時間がかかり見る方も面白くないものとなってきた。 これを考慮してか任天堂側もこれまでのマンネリ戦法に容易に対応できるような技を創り、新しい戦場を提供する事にしたようである。

    「かげぶんしん」→ 「ほえる」「ふきとばし」「ロックオン」「こころのめ」「ほろびのうた」
    「ふぶき」→ 追加効果は3割から1割に、更に命中率も90%から70%に減らした。

    ケンタロス、フーディン等のこれまでのバトルで有利だったポケモンは、「特殊」を新たに「特攻」と「特防」に分け、どちらかの能力を極端に落とした。 炎、虫、格闘などのこれまでのバトルで不利だったタイプは、新しく登場した「悪」「鋼」の弱点にこれらのタイプを選択した。 これによって今までのセオリーは通じなくなり、ポケモンバトルは1からのスタートとなった。 その中でも強烈な特徴(圧倒的な特防、攻撃、風変わりな複合属性など)を持ったポケモンが人気を博し、見る方も楽しい個性あるチームや戦術が多く見られるようになった。

第4回ポケモンリーグ全国大会 結果

優勝佐藤裕希(宮城)
準優勝中村彰(福岡)
第3位藤田龍明(番組代表)
第4位内藤寿(大阪)
大会出場者熊谷優人(北海道)、須永健太(東京)、松田和也(山形)、木上学士(石川)、伴野晴彦(愛知)、安田正樹(島根)、尾崎正(高知)

ポケモンスタジアム金銀クリスタルEXマッチ(8月25日 AMの部) 結果

優勝梶原靖仁
準優勝塚本健太
第3位堀智之、松本雪子

ポケモンスタジアム金銀クリスタルEXマッチ(8月25日 PMの部) 結果

優勝堀智之
準優勝梶原靖仁
第3位松本雪子、塚本健太

ポケモンスタジアム金銀クリスタルEXマッチ(8月26日 AMの部) 結果

優勝藤田美蘭
準優勝青木幸文
第3位浜田知彦、児玉望生

ポケモンスタジアム金銀クリスタルEXマッチ(8月26日 PMの部) 結果

優勝藤田美蘭
準優勝浜田知彦
第3位青木幸文、児玉望生

ポケモンスタジアム金銀クリスタルEXマッチ(8月27日 AMの部) 結果

優勝須永多可志
準優勝折舘猛
第3位小川裕幾、池上華子

ポケモンスタジアム金銀クリスタルEXマッチ(8月27日 PMの部) 結果

優勝小川裕幾
準優勝池上華子
第3位折舘猛、須永多可志

■ 2001 - ポケモン対戦史

1月14日番組「マリオスクール」内のスタジオにて第4回ポケモンリーグ全国大会の収録が行われる。優勝はヘラクロスの「きしかいせい」で3対1の状況から奇跡の逆転劇を果たした佐藤祐希君。決勝戦での使用ポケモンはガルーラ、サンダー、ヘラクロスの3体。
1月13日、14日東京ビッグサイトにて第13回次世代ワールドホビーフェアが行われ、2日で8004名の人にセレビイがプレゼントされる。
1月21日福岡ドームにて第13回次世代ワールドホビーフェアが行われ、4002名の人にセレビイがプレゼントされる。
1月26日モバイルアダプタGBが発売される。価格は専用ソフト「モバイルトレーナー」込みで5800円。後に単体3990円で販売される。
1月27日「モバイルアダプタGB」を介したサービスが開始される。使用者全員が手に入れる事のできる「なぞのタマゴ」からはピヨピヨパンチを覚えた6種(ピチュー、ピィ、ププリン、ブビィ、エレキッド、ムチュール)のポケモンの内1体が生まれた。
1月28日大阪ドームにて第13回次世代ワールドホビーフェアが行われ、4002名の人にセレビイがプレゼントされる。
2月1日、8日番組「マリオスクール」で第4回ポケモンリーグの全国大会が放送される。ドラマのような名勝負の連続は全国の視聴者に衝撃を与えた。
2月4日ナゴヤドームにて第13回次世代ワールドホビーフェアが行われ、4002名の人にセレビイがプレゼントされる。
2月某日モバイルのバトルタワーにおいて、Lv100ルームを中心に改造された不正なポケモンが出回る。
3月上旬某日バトルタワーの不正ポケモンの横行を重く見た任天堂本社が、不正ポケモンの排除に乗り出す。通常有り得ない技を覚えたポケモンは、その技を削除され代わりに「ふぶき」や「アイアンテール」などの大振りなカラ技を持たされた。
4月15日コロコロコミック5月号誌上にてポケモンリーグ特別大会・モバイルカップ2001の開催発表とそのルールも同時に公開される。
5月1日、6月1日ポケモンクリスタル・モバイルアダプタGBのコンテンツ「ポケモンニュース」にて、幻のポケモン・セレビイを出現させるための道具「GSボール」がプレゼントされる。この2ヶ月間の限定企画。
6月3日モバイルカップ2001第1回戦が行われる。参加人数1000人中599人が2回戦に進出する。
6月9日モバイルカップ2001第2回戦が行われる。283人が3回戦に進出する。
6月10日モバイルカップ2001第3回戦が行われる。135人が4回戦に進出する。
6月16日モバイルカップ2001第4回戦が行われる。66人が5回戦に進出する。
6月17日モバイルカップ2001第5回戦が行われる。22人がこれを勝ち抜く。
7月15日任天堂スペースワールド2001で行われる日本一決定戦への出場権4枠を賭けてモバイルカップ2001エクストラマッチが行われる。その結果、上位4名が本戦に出場することとなった。
8月1日ポケモンクリスタル・モバイルアダプタGBのコンテンツ「ポケモンニュース」にて映画公開を記念してセレビイを出現させるための道具、「GSボール」が再びプレゼントされる。
8月26日任天堂スペースワールド会場のとある一室でポケモンリーグ特別大会・モバイルカップ2001の日本一決定戦が行われる。優勝は1対3からカビゴンの粘りで逆転勝ちをおさめた永井章博君。
12月15日ポケモンセンタートーキョー・オーサカで同時に「ポケモンのなぞのタマゴ」が配布される。当初一日限定100個のところを好評の為希望者全員に配布される事になった。現在、タマゴから生まれるポケモンには「はらだいこウパー、うたうピチュー、スピードスターピィ、はなびらのまいチコリータ、ゆびをふるムチュール、アンコールゴマゾウ」の6種類が確認されている。

2001年 - 対戦史 の考察

    2001年、携帯電話所持者限定によるモバイルカップが行われたものの、全国規模のポケモンリーグはついに行われなかった。 この一年間はポケモン対戦をどのように変えていったか。まず「ねむる→ねごと」の台等である。 ランダム操作とはいえ本来ならば動けない状態から攻撃、回復を続ける上に状態変化を受け付けないというバトルの常軌を逸した斬新な戦法であった。 そしてこれが「ねむる→はっかのみ」を凌ぐバトルの中枢を担う戦法となるや、ポケモンバトルは長期戦の傾向を呈してきた。 何とか相手の体力を削っても単純に3分の1の確率で体力が全回復するのである。とてもおいそれと倒れたりはしない、まあ当然の結果である事は言うまでもない。

    次にパーティ内のポケモン個々の役割構成がしっかりしてきた事が挙げられる。 例えば誰かが物凄く強いカビゴン(すてみタックル・じしん・のろい・ねむる)を使ってあるちょっとした大会で優秀な成績を修めたとする。 するとそのカビゴンへの対策にある人は2つの攻撃技に効果の薄いエアームドやプテラを使い出した。 又ある人は「のろい」での防御力強化による長期戦を懸念して強烈な特殊攻撃が使えるファイヤーやオムスターをチームに加え始めた。 こうして彼らは一般的に「カビゴン・キラー」という役割を担うようになり、このような感じで他のポケモンにも役割が当てはめられ、パーティー構成論は確実に進歩を遂げたと言えるだろう。

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