PBS歴史年表 2011〜

last up date : 2013/12/23(Mon)

■ はじめに

このページは「ジムリーダーの城」のPBS対戦史上における主な出来事をまとめた考察付きの資料集です。
    「この時はこっちの戦法の方が強かったんだ!」

    「僕の方が先にこのポケモンを使ってたんだ」
… なんて言いたくなるようなもどかしい表現もあるかもしれませんが、それは御了承願います(^-^;

また、このページに載っていない事項で何か詳しい情報、訂正点がありましたら、
その年月日も添えて、管理人のゴールドまでメールにて御連絡下さい。

SPETICAL THANKS

  • 代打大道
  • 文鳥
  • クラヴハンマー

■ 2011 - ジム城対戦史

日にちできごと
2月27日「ジムリーダーの城」が開設して10周年を迎える。
5月1日筆者のゴールドの要望でクラヴハンマーさんの「3代目魔人島」にて「いわゆるダメージ計算ツール」を制作し、公開する。「POKeDEX:250」の「ダメージ計算ツール」にはない防御側の「めざめるパワー」の設定や「たべのこし」込みでのダメージ計算、倒せる確率なども算出できる。このツールの登場も後押ししてマンネリ化した対戦が再び動き始めることとなる。
5月4日りちゃあどさんの主催で「ヒツジ杯4」が開催される。優勝は「ニンテンドウカップ2000」がゆかり教育さん。準優勝はクラヴハンマーさん。参加者23名。
8月13日ロビー水野さんが「ロビーカップ」を開催する。優勝は筆者のゴールド。準優勝は文鳥さん。参加者は過去最低の12名。

2011年 - 対戦史 の考察

     「ジムリーダーの城」開設から10周年…。ポケモンシリーズではじめてWi-Fiランダム対戦に対応したポケモン第五世代「ブラック・ホワイト」が発売されたことにより、「ジムリーダーの城」の人口の減少が昨年より更に加速し、2000年代後半の対戦考察に貢献した「ジムリーダーの城公認掲示板」の管理者のりちゃあどさん、ライコウさん、(ブイブイ)さん、さんやファイン(柚樹)さん、Ranaさんなどが対戦の表舞台から消える。「ロビーカップ」はトーナメントシステムを使った過去最低の参加者数タイの大会となる。

     彼らに代わって金銀の対戦考察に再び息吹を与えたのは彼らよりも遅れて「ジムリーダーの城」に現れた「3代目魔人島」のクラヴハンマーさんであった。「ビクトリーカップ2009」の「ウルトラカップ」で優勝以来、3年連続で大会で優勝or準優勝の好成績を残し実績をあげる。文鳥さんや水野さんと共に「あやみがなどほろべばいい」を立ち上げるほか、ポケモン第三世代のトレーナーとコンタクトを取ったり、翌年からはtwitterでの金銀botの制作など、金銀対戦の復興支援に尽力している。その甲斐もあり、クラヴハンマーさんの「3代目魔人島」は2012年8月現在、ポケモン第二世代の対戦考察で最大の情報量と総アクセス数を誇る当サイト「POKeMON Battle Victoryroad」の日間アクセス数を超えるサイトとなっている。なお、筆者のゴールドも「ハートゴールド・ソウルシルバー」からポケモン第四世代の対戦考察で2010年の間PBSから離れていたが、クラヴハンマーさんの影響で金銀の対戦に本格的に復帰するようになった。

      スターミー× Lv.51
    みがわり
    でんじは
    なみのり
    あやしいひかり
    たべのこし
      ミルタンク♀ Lv.52
    ころがる
    ミルクのみ
    まるくなる
    かげぶんしん
    ひかりのこな
      ナッシー ♂ Lv.51
    ねむりごな
    だいばくはつ
    めざめるパワー虫
    サイコキネシス
    まひなおしのみ
      カビゴン ♂ Lv.52
    ねむる
    じばく
    だいもんじ
    のしかかり
    はっかのみ
      ヘルガー ♀ Lv.51
    ほえる
    どろぼう
    おいうち
    だいもんじ
    おうごんのみ
      ゲンガー ♂ Lv.52
    くろいきり
    だいばくはつ
    れいとうパンチ
    10まんボルト
    きせきのみ
    based on 文鳥クラヴハンマー水野 / arranged by ゴールド
     筆者のゴールドが「ロビーカップ」で優勝したパーティ。 2009年後半からクラヴハンマーさんが発掘し、GWに開催された「ヒツジ杯4」でも大活躍した「かげぶんしん」&「まるくなる」+「ころがる」コンボのミルタンク(通称まるころタンク)が注目される。発案者のクラヴハンマーさんは一発ネタのようなものだと思っていたようだが、クラヴハンマーさんが2010年までに発案した戦術の中で最も評価していた筆者と親交を持って以来、「ころがる」ミルタンクが再び研究され、ミルタンクの定番技として知れ渡るようになる。

     パーティ自体は文鳥さんの"53太鼓ガラHA"の弱点であった「のろい」を持たせた高レベルカビゴンに対して「ころがる」のミルタンクを入れて強くしたクラヴハンマーさんがアレンジする。更にその後、「ロビーカップ」準優勝の文鳥さんの「ねむる」「ねごと」「のしかかり」「ばくれつパンチ」のカビゴン(通称クソカビ)を組ませたサンダーエースパーティに強い水野さんのレベル52のゲンガーをヒントに筆者のゴールドがアレンジする。

     文鳥さんの発案した「ねむる」「ねごと」「のしかかり」「ばくれつパンチ」のカビゴン(通称クソカビ)は2008年に文鳥さん発案の「みがわり」&「あやしいひかり」+「でんじは」のスターミー(通称あやみが☆)を制作者自らの手で滅ぼすために作られたポケモンである。 しかし、大会で持たせていた「せんせいのツメ」などがうまく機能せず、"あやみが☆"に逆に敗れることとなってしまう。(※ただし、文鳥さんのハガネールの「じしん」が筆者のゲンガーに急所に当たっていなければ筆者の勝利が確定していた。)これをきっかけに文鳥さん、クラヴハンマーさん、水野さんの3名によるポケモン第二世代では初めての共同執筆対戦考察ブログ「あやみがなどほろべばいい」が始まる。


      フーディン♀ Lv.55
    アンコール
    じこさいせい
    れいとうパンチ
    サイコキネシス
    きせきのみ
      サイドン ♂ Lv.50
    じしん
    のろい
    いわなだれ
    カウンター
    たべのこし
      カビゴン ♂ Lv.50
    ねむる
    ねごと
    のしかかり
    ばくれつパンチ
    ひかりのこな
      スターミー× Lv.55
    なみのり
    かみなり
    じこさいせい
    れいとうビーム
    まひなおしのみ
      ヘラクロス♂ Lv.50
    ねむる
    ねごと
    じしん
    メガホーン
    ピントレンズ
      エアームド♂ Lv.50
    ねむる
    のろい
    ふきとばし
    ドリルくちばし
    きせきのみ
    based on veil / arranged by ゴールド
     筆者のゴールドが後の2013年のお正月に開催された「蟹杯2」の一日目で優勝し、各大会優勝者同士の総当たり頂上決戦でも全勝優勝の結果を残したパーティ。パーティの原型は2011年に始まった共同考察ブログ「あやみがなどほろべばいい」の記念すべき最初の記事「カウンターサイドン」と2011年当時の最重要記事「クソカビ」の要素を元にしていることから2011年の年表の代表パーティとして掲載している。

     「ロビーカップ」準優勝の文鳥さんの発案した「ねむる」「ねごと」「のしかかり」「ばくれつパンチ」のカビゴン(通称クソカビ)は持ち物が「ひかりのこな」に落ち着き、"あやみが☆"に強く、「ねごと」「かみなり」持ちの高レベルサンダーとの直接対決に強く、ナッシーの「ねむりごな」の受け皿にもなり、後だしするバンギラスやカビゴンに対して追加効果を撒け、困ったときには最後の手段として運要素にすら頼れることから爆発的に注目される。

     カウンターサイドンの発案者は水野さんでレベル50であれば特殊の個体値や努力値を調整せずにレベル50〜55サンダーの「めざめるパワー氷」を受けたターンに「カウンター」を選択すると1発で倒せるようになる。技構成は最終的に筆者のゴールドの助言で「ねむる」無しの「たべのこし」持ちに落ち着き、新しいサイドンのスタンダードとなる。「ロビーカップ」で注目された"クソカビ"や"まるころタンク"に対して強い。

     なお、レベル55のフーディンをメインとするパーティが優勝したのは2004年の「ビクトリーカップ2004」の予選Fブロックで優勝したニビジムリーダーの紗慟さん以来9年ぶりであった。なお、取り巻きはveilさんの"ヘラサイコンビ"と被ったが、カビゴンに「かえんほうしゃ」が入らないため、ややエアームドに苦戦する。


      サンダー × Lv.55
    いばる
    みがわり
    かみなり
    めざめるパワー氷
    たべのこし
      パルシェン♂ Lv.50
    なみのり
    まきびし
    だいばくはつ
    リフレクター
    おうごんのみ
      カビゴン ♂ Lv.50
    ねむる
    ねごと
    のしかかり
    ばくれつパンチ
    ひかりのこな
      ブラッキー♀ Lv.50
    ねむる
    あまえる
    バトンタッチ
    くろいまなざし
    はっかのみ
      ナッシー ♂ Lv.50
    ねむりごな
    こうごうせい
    やどりぎのタネ
    めざめるパワー草
    きせきのみ
      ケンタロス♂ Lv.55
    じしん
    だいもんじ
    すてみタックル
    はかいこうせん
    はかいのいでんし
    based on 文鳥
     2011年夏に開催された「ロビーカップ」準優勝の文鳥さんがレベル55の「ねごと」持ちサンダーで頭を抱える「カウンター」を持たせたサイドンや「めざめるパワー虫」を持ったレベル55のガラガラに抵抗できる「いばる」&「みがわり」のサンダーを浸透させたパーティ。

     これに合わせてサイドンに安心して繰り出すことができる「ねむりごな」&「やどりぎのタネ」のナッシーが入り、サンダーの「みがわり」を残し易くする工夫がなされている。また、文鳥さん考案の「みがわり」&「でんじは」&「あやしいひかり」のスターミーに強い通称"クソカビ"の対抗策としてこの年に登場した「みがわり」&「あくむ」&「あやしいひかり」スターミーに対して強くなる「めざめるパワー草」をナッシーに覚えさせている。

     ブラッキーは「いばる」&「みがわり」のサンダーではカビゴンに後出しが難しくなるため、ハガネールが採用しづらく、「ほえる」が入りづらい。そのため、レベル50の「くろいまなざし」&「バトンタッチ」でレベル52のブラッキーの「くろいまなざし」&「バトンタッチ」対策として使える。また、ナッシーと組み合わせて文鳥さんが警戒していた「みがわり」&「メロメロ」&「ばくれつパンチ」のフーディンに対しても有利に立ち回ることができる。その他、普通のフーディンに対しても後攻の「バトンタッチ」でサンダーの「たべのこし」回復をサポートすることもできる。

■ 2012 - ジム城対戦史

日にちできごと
3月24日クラヴハンマーさんの主催で「蟹杯」が開催される。優勝は影坊主さん。準優勝は水野さん。参加人数は12名。
8月4日ロビー水野さんが「第2回 ロビーカップ」を開催する。優勝はピースさん。準優勝はマシュマロンさん。参加者は16名。
9月5日外部サイト「ジムリーダーの城公認掲示板」の管理人がりちゃあどさんからクラヴハンマーさんに替わる。
10月21日ポケモンデータ解析の大手サイト「POKeDEX:250」が休止する。

2012年 - 対戦史 の考察

     「ジムリーダーの城公認掲示板」の管理人の後任なった「3代目魔人島」の管理人クラヴハンマーさん、毎週定期更新の金銀対戦考察ブログの「あやみがなどほろべばいい」の代表の文鳥さん、そして2011年頃から新たに常連となり、大会でも好成績を残したmarioさん、マシュマロンさん、yaniさんなどが2011年に激変した対戦環境を更に掘り下げて行くこととなる。

     また、一度引退してしまった常連トレーナーや新しく来た常連トレーナーの情報の差を埋めるためにPBS周辺の対戦の発展過程を「セキエイジム」以上に詳細に歴史年表にまとめたこのコンテンツ、「PBS歴史年表」を2001年のジム戦時代より長年PBS現役の筆者ゴールドが公開した。2012年の大会では影坊主さんやピースさんなどのかつてPBSの対戦環境を支えた猛者達が優勝し、2012年の総まとめ的な位置づけである翌年のお正月に3回連続で開催された「蟹杯2」ではベテランの筆者のゴールド(2003年大会初参加)、中堅の代打大道さん(2005年大会初参加)、新人のmarioさん(2013年大会初参加)がそれぞれ優勝した。

      ガラガラ ♂ Lv.55
    じしん
    いわなだれ
    つるぎのまい
    めざめるパワー虫
    ふといホネ
      カビゴン ♂ Lv.50
    じばく
    じしん
    はらだいこ
    のしかかり
    たべのこし
      ナッシー ♂ Lv.50
    しびれごな
    だいばくはつ
    リフレクター
    めざめるパワー草
    おうごんのみ
      ドーブル ♀ Lv.50
    アンコール
    バトンタッチ
    こうそくいどう
    キノコのほうし
    まひなおしのみ
      マルマイン× Lv.50
    でんじは
    だいばくはつ
    ひかりのかべ
    10まんボルト
    きせきのみ
      ニドキング♂ Lv.55
    じしん
    だいもんじ
    れいとうビーム
    10まんボルト
    はっかのみ
    based on クラヴハンマー
     「ジムリーダーの城」開設10周年記念期間限定レンタルパーティ「ジムレンタル」を構築していたModeratorのゴールドの良き対戦考察の相談役であったクラヴハンマーさんが組んでくれたCH流トキワジム。基本構造は2011年に完成し、2011年の「あやみがなどほろべばいい」の記事で何度か部分的に紹介されている。2012年に「こうそくいどう」&「バトンタッチ」のドーブルと「はらだいこ」&「じばく」のカビゴンを組み込んで完成し、「ジムリーダーの城」では異例の初めての管理側以外の制作したレンタルパーティとして採用され、2013年のお正月に開催された「蟹杯2」の2日目で代打大道さんが使用して優勝した。

     このパーティで特に注目すべきはニドキングであり、これまでのガラガラエースはライコウエースの定番パーティのヘラクロス、パルシェン、ナッシー、エアームドなどのガラガラの壁となるポケモンが多数存在するため、有利に立ち回ることができないという弱点があった。しかし、ライコウエースの定番パーティは「だいもんじ」と「10まんボルト」を覚えたニドキングにすべて弱いという弱点を見抜き、この2匹の地面ポケモンを組ませるに至った。

     その他にこれまでレベル55のガラガラは「めざめるパワー飛行」が定番であったが、HPが減少し、レベル55のサンダーとの直接対決でやや不利になるため、「めざめるパワー虫」を採用している。ヘラクロスは崩し難くなるが、ヘラクロスの入るパーティにはサンダースやライコウがセットで付いてくることが多く、その場合は「だいもんじ」持ちのニドキングが活躍する。


      カビゴン ♂ Lv.55
    ねむる
    じしん
    はらだいこ
    おんがえし
    はっかのみ
      ガラガラ ♂ Lv.55
    じしん
    いわなだれ
    つるぎのまい
    めざめるパワー飛行
    ふといホネ
      サンダース♂ Lv.50
    みがわり
    かみなり
    バトンタッチ
    こうそくいどう
    たべのこし
      スターミー× Lv.50
    なみのり
    でんじは
    じこさいせい
    あやしいひかり
    ひかりのこな
      ワタッコ ♀ Lv.50
    しびれごな
    アンコール
    ギガドレイン
    やどりぎのタネ
    きせきのみ
      ゲンガー ♂ Lv.50
    みちづれ
    ほろびのうた
    くろいまなざし
    ほのおのパンチ
    まひなおしのみ
    based on ピース
     2012年の夏に開催された「第2回 ロビーカップ」で優勝したピースさんのパーティ。「はらだいこ」を持たせたカビゴン使用可能の大会で初めて「はらだいこ」を持たせたカビゴンで優勝した。 大会のローカルルールで禁止にされることも多々あったが、制限を付けない大会でも「はらだいこ」を持たせたカビゴンが活躍する大会はほとんどなかったが、 ようやく「はらだいこ」を持ったカビゴンが優勝することとなった。

     「いばる」&「みがわり」を持たせたサンダーと「はかいのいでんし」を持たせたケンタロスの活躍が期待される大会であったためか、ピースさんのほかにも「みがわり」を覚えたサンダースを使うトレーナーが多かった。この大会の影響を受けて「ビクトリーカップ2009」のように低レベルのガラガラに「ホネブーメラン」が導入されていく流れをこの後に作ることとなる。また、2012年の春の大会「蟹杯」優勝者の影坊主さんも活躍させていたワタッコが二大会連続で殿堂入りして評価をあげることとなった。

     「はらだいこ」を持たせたカビゴンも「のろい」を持たせたカビゴンのように使うのではなく、「つるぎのまい」を持たせたガラガラのように使うと言うざっくりとした認識が出来上がったことで「はらだいこ」を持たせたカビゴンの研究も進み、「第2回 ロビーカップ」準優勝のマシュマロンさんの手に寄って復活した低レベルカビゴンの「のしかかり」を「みがわり」で耐えて「はらだいこ」の起点にするレベル55のカビゴンなども通常の対戦で見かけるようになった。


      バンギラス♂ Lv.55
    だいもんじ
    すなあらし
    かみくだく
    ばくれつパンチ
    たべのこし
      ハピナス ♀ Lv.50
    かみなり
    タマゴうみ
    カウンター
    れいとうビーム
    せんせいのツメ
      エアームド♂ Lv.50
    ねむる
    のろい
    ふきとばし
    ドリルくちばし
    はっかのみ
      フシギバナ♂ Lv.50
    ねむりごな
    こうごうせい
    やどりぎのタネ
    はっぱカッター
    まひなおしのみ
      スイクン × Lv.50
    ねむる
    ねごと
    なみのり
    れいとうビーム
    ひかりのこな
      フーディン♀ Lv.55
    アンコール
    じこさいせい
    れいとうパンチ
    サイコキネシス
    きせきのみ
    based on Venom / arranged by クラヴハンマー

     「いやなおと」持ちバンギラスも「ねごと」&「いわなだれ」&「ばくれつパンチ」のバンギラスも後退する中、バンギラスエースに新旋風を引き起こしたのが、第三世代の現役対戦プレイヤーからやってきたVenomさんと、彼を第二世代の対戦環境に迎え入れたクラヴハンマーさん。

     バンギラス&フーディンダブルエースとその取り巻き組み合わせ自体は古参の紺色(CON・Koni)さんなどが古くから使っており、フシギバナとスイクンの枠がこれまでは格闘受けを任すことができ、バンギラス対策もできて、かつ、飛行をおびき出せるヘラクロス(&ナッシー)であることが多かったが、クラヴハンマーさんの手に寄ってバンギラスの技構成に「すなあらし」&「かみくだく」&「だいもんじ」が定番になるとヘラクロスやスターミーでバンギラスを対策することはとても難しくなり、結果としてVenomさんが「ねごと」と「れいとうビーム」のスイクンを加えて、これまでナッシーが担当していた「だいもんじ」&「ねごと」持ちのガラガラ対策や、ハピナスでは不安定な「みがわり」&「あやしいひかり」のスターミーとガラガラの組み合わせ、「ねむりごな」や「しびれごな」を撒いてくるナッシーに対して物凄く強くなるピースを発掘した。

     なお、クラヴハンマーさんのバンギラスの技構成は2012年の間は「魅惑の怪獣」が最初で「ばくれつパンチ」の枠は「メロメロ」であったが、彼に「メロメロ」の枠は性別も意識せず、バンギラスミラーも意識した「ばくれつパンチ」では駄目なのかと筆者のゴールドが提案したところ、混乱と砂&「かみくだく」連打は崩し方の方向性が違うため、「じしん」と検討中だったが、最終的に「ばくれつパンチ」を実装することになったようだ。混乱の自滅ダメージと砂ダメージにより、「かみくだく」の威力不足を補ってレベル55のカビゴンすら倒してしまう試合があるほどであった。

     バンギラス、ハピナス、エアームド、スイクン、フシギバナ、フーディン…とこれでもかというほど受け重視のパーティは、これまでカビゴンやガラガラを始めとする「じしん」&「だいもんじ」の技構成に弱かったが、その穴をスイクンや「ねむりごな」&「やどりぎのタネ」のフシギバナでカバーし、スイクンやハピナスの突破力不足を受けループからの「れいとうビーム」の試行回数氷漬け狙いで補うというバンギラスの定番が再定義された。

■ 2013 - ジム城対戦史

日にちできごと
1月1日〜3日クラヴハンマーさんの主催で「蟹杯2」が開催される。優勝は1日目は筆者のゴールド。2日目は代打大道さん。3日目はmarioさん。優勝者3名とすべてのトーナメント勝利数No.1の影坊主さんの4名で総当たり戦も開催された。総当たり戦の優勝は筆者のゴールド、準優勝は代打大道さん、第3位影坊主さん、第4位marioさん。
2月9日一行レスBBS「GLC BBS」が新設される。スパム被害で利用の無かった「雑談ボード」「サポートBBS」「鑑定/公開掲示板」「要望/アイデア掲示板」が廃止される。
8月10日クラヴハンマーさんの主催で「蟹杯3」1日目が開催される。優勝はいずみ(sansamp)さん。準優勝はstoicさん。
8月17日クラヴハンマーさんの主催で「蟹杯3」2日目が開催される。優勝はdennyさん。準優勝はcocoさん。
10月12日ポケモン第六世代「X・Y」が発売される。レーティングバトルでの切断対策、「ポケモンスタジアム」いらずの3Dバトル、乱数調整と改造の横行を完全に防ぎながらも簡単に理想固体が見つかるようになった育成環境により、ポケモン好きであればやらない理由がないほどの対戦環境が現役世代に整った。
11月9日「ジムリーダーの城」のプランナーであるHidakaさんが「ジムリーダーの城」の窓口用のTwitterアカウントを公開。

2013年 - 対戦史 の考察

     2013年の正月のmarioさんを筆頭に、117さん、れれれのれさん、マシュマロンさん、yaniさん、ドラゴンサマーさん、テリーさん、「あやみがなどほろべばいい」で影響力のあるクラヴハンマーさん・文鳥さんを筆頭に、彼らが招致したポケモン第三世代(GBA)の現役プレイヤー、stoicさん、Venomさん、蝶舞さんなどの新しい顔ぶれの方々が対戦環境を盛り上げた。

      サンダー × Lv.55
    ねむる
    ふきとばし
    めざめるパワー氷
    10まんボルト
    はっかのみ
      ケンタロス♂ Lv.55
    じしん
    だいもんじ
    すてみタックル
    はかいこうせん
    はかいのいでんし
      ガラガラ ♂ Lv.55
    いわなだれ
    つるぎのまい
    めざめるパワー虫
    ホネブーメラン
    ふといホネ
      マルマイン× Lv.50
    だいばくはつ
    リフレクター
    ひかりのかべ
    10まんボルト
    きせきのみ
      カビゴン ♂ Lv.50
    じしん
    じばく
    はらだいこ
    のしかかり
    たべのこし
      パルシェン♂ Lv.50
    のろい
    まきびし
    だいばくはつ
    れいとうビーム
    まひなおしのみ
    based on mario / arranged by クラヴハンマー
     2013年のお正月に開催された「蟹杯2」の3日目で見事優勝したmarioさんのパーティ。わんおーさんが2011年春頃に公開したサンダー遺伝子ケンタロスパーティをベースに現環境に合わせて実地修正を重ねた(…と思われる)パーティ。クラヴハンマーさんのCH流トキワジム文鳥さんのサンダー&ケンタロスエースの考察の影響も大きく受けている。

     ベースとなるわんおーさんのカイリキーはマルマインとも相性の良いガラガラに変更されており、昨年マシュマロンさんが復活させたレベル55の「みがわり」持ちカビゴンの「みがわり」を「ホネブーメラン」1発目で超高確率で壊した後、本体にもダメージを与えることができるほか、ケンタロスの苦手なツボツボやプテラを起点にすることができるといった工夫がなされているが、「じしん」に変更した方が「蟹杯2」2日目の決勝戦のようなレベル55のガラガラミラーに強くなる。

     クラヴハンマーさんがこのパーティに更に微調整を加えたものが、こちらのマリオパーティ13であり、ケンタロスの「アイアンテール」が汎用性の高い「じしん」、カビゴンを「はかいのいでんし」ケンタロスが苦手とする「あまえる」ブラッキー対策に「はらだいこ」と「のしかかり」、パルシェンをカビゴン後出しから麻痺を貰わないように「まひなおしのみ」にそれぞれ変更されている。

     トリプルエースによる選出の三竦みシステム、古くからあり、夏季大会「蟹杯3」の1日目でも優勝のいずみさん、2日目準優勝のcocoさんでもあったサンダーとガラガラのダブルエースによる圧倒的な選出の圧力、そして、カビパルサンダーならぬ、「ふきとばし」持ちサンダー、「じばく」持ちカビゴン、「まきびし」持ちパルシェンからの多段昆布、そして爆破速攻というPBSの新旧すべての歴史を踏襲した完全無欠の最強パーティを無所属の新人プレイヤーmarioさんが残した。


      サンダー × Lv.55
    いばる
    みがわり
    かみなり
    めざめるパワー氷
    たべのこし
      ナッシー ♂ Lv.55
    こうごうせい
    やどりぎのタネ
    めざめるパワー虫
    サイコキネシス
    きせきのみ
      カビゴン ♂ Lv.50
    ねむる
    ねごと
    のしかかり
    ばくれつパンチ
    ひかりのこな
      パルシェン♂ Lv.50
    なみのり
    まきびし
    だいばくはつ
    リフレクター
    おうごんのみ
      ハガネール♂ Lv.50
    じしん
    ほえる
    どくどく
    だいばくはつ
    せんせいのツメ
      ムウマ  ♀ Lv.50
    ねむる
    でんじほう
    ほろびのうた
    くろいまなざし
    はっかのみ
    based on 文鳥 / arranged by stoic

     夏季大会「蟹杯3」1日目準優勝のポケモン第三世代現役プレイヤーstoicさんによる「いばる」&「みがわり」のサンダーエースパーティ。2年前の夏季大会「ロビーカップ」の準優勝者であり、同じコンセプトで有名な文鳥さんを見事準決勝で直接対決を制した。「いばる」&「みがわり」コンボ自体にそれほど大きな目新しさはないものの、取り巻きの「でんじほう」を持たせた「ほろびのうた」ムウマとその対策であるハガネールを流行らせることに大きく貢献したパーティ。

     「でんじほう」を持たせたムウマはパルシェン(エアームド)と低レベルのカビゴンの並びに物凄く強く、対ポリゴン2なども安定することから、ガラガラ対策のパルシェンと組み合わせてフーディンエースやポリゴン2エースなどエース自体がガラガラに先手を取って大ダメージを与えられるようなパーティで組み込まれるようになった。

     また、サンダーが苦手とする「カウンター」持ちのサイドンを起点にでき、「ねごと」役が低レベルのカビゴンやスイクンで担当される中でそれに対しても脅威となるレベル55の「やどりぎのタネ」ナッシーが活躍したが、これらの新要素は2013年末現在取り除かれ、サンダー&カビゴンダブルエースパーティとして「いばる」&「みがわり」との相性の良さをより活かしたパーティに変更されているようだ。こちらは今後の大会での活躍が期待される。


      サンダー × Lv.55
    ねむる
    ふきとばし
    めざめるパワー氷
    10まんボルト
    きせきのみ
      パルシェン♂ Lv.50
    のろい
    なみのり
    まきびし
    だいばくはつ
    まひなおしのみ
      カビゴン ♂ Lv.50
    ねむる
    じばく
    だいもんじ
    のしかかり
    はっかのみ
      ナッシー ♂ Lv.50
    ねむりごな
    しびれごな
    だいばくはつ
    めざめるパワー草
    おうごんのみ
      ハガネール♂ Lv.50
    じしん
    ほえる
    どくどく
    だいばくはつ
    みずたまリボン
      スイクン × Lv.55
    ねむる
    ほえる
    なみのり
    れいとうビーム
    たべのこし
    based on クラヴハンマー

     2013年のお正月に開催された「蟹杯2」の3日目優勝のmarioさんのマリオパーティ13の「ふきとばし」持ちサンダー&「のろい」持ちパルシェン&「じばく」持ちカビゴンに刺激を受けたクラヴハンマーさんによる「ふきとばし」持ちサンダーに特化したパーティ。ダブルエースとして「ほえる」持ちのレベル55スイクンが復活を果たしているのが特徴的でサンダー、パルシェン、カビゴンの並びが苦手とする「いわなだれ」持ちバンギラスを起点にすることができる。レベル55のライコウの隣でもレベル55のスイクンが復活しており、スイクンがこの2年間で対戦に復帰を果たしている。